ファジー理論

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2011.7.27 22:57 [Wed]
ひっかかる

話題:怖い


自分の先のことを考えるととても怖くなる。ある本で「自宅通勤は29歳まで。独立しないと経済的にビョーキになるよ」という文面を目にした。納得した。その通りだと思う。
こんなにボヤボヤしてたらあと8年が過ぎるのなんてあっという間だ。それがひどく恐ろしい。
なにか少しでも動ければ、なにか少しでも出来ればきっと自信に繋がるのにバイト一つろくにできないのは怖いと思う自分自身の弱さが大半なのだけれど「ちゃんと就職して、もっとしっかりしてほしい」という父親の言葉がずっとひっかかっている。わたしが直接言われたわけではなく母親伝いに聞いただけだけど。まぁ、親ならそう思うのは当たり前だ。
だけど、こんなことを言ったら親のせいにしているみたいだし実際しているのかも知れないけれど、良いなと思ったところのバイトの面接を受けようかと考えても父親の言葉が頭をかすめて「ダメだ。ダメだ。バイトなんかじゃダメなんだよ。お前はもっとちゃんとしないと、バイトなんかじゃ満足してくれない。」と思ってしまう。
そのたびに「わたしは誰の為に働くのか」と自問自答。
答えは簡単。自分のためだ。自分が生きていくためだ。
親を安心させてあげたいから、という人だっていると思うがそれはそれで素晴らしいけど今のわたしにはちょっと重たい。
じゃあいつのわたしなら出来るのかということになるがそれはわからない。そういうことを考えるとまた自分を責めてしまいそうになる。
結局そうやってわたしはまた逃げるんだ。

話しを戻すが、正社員かアルバイト。自分がどちらをするかはどこに基準を置くかなんだと思う。親の為なのか、自分の為なのか、贅沢で甘えてるのかも知れないがもっというと自分の歩調で地道にやっていくかだ。
自分の歩調なんて言い方を変えてるけど“自分のペース”という意味となんら変わらない。
いまの時代“自分のペース”なんて悠長なこと言ってられないし、ただの甘えでしかないのに‥。
わたしのこんなのはただの卓上の空論で理屈ばかりを手元でこねくり回して結局なにもしないのだ。いつもそうだった。

それともう一つ。
馬鹿みたいかも知れないが、新しいところで働いて彼との時間が合わなくなって別れてしまうことになったらどうしよう。なんてことも考えてしまう。すれ違いで別れてしまうのもわたしは怖いのだ。
そんなことを言っていたらいつまでも縛られたままだし、その時はその時だと割り切るのがいちばんいいのだけれど、それをするのが難しい。
だから彼がいる県に引っ越そうかとも考えた。そしたらいつでも会えるし。そこでバイトか就職をして‥何て言う妄想も膨らませた。だけどそれはきっと無謀だ。きっとそんな簡単にはいかない。わたしは世の中を舐めている。
知らない土地に行ってバイトを探してあくせく働いて一人暮らしをしている自分なんてたやすく想像できるけど、これはわたしの理想だ。すぐに現実に戻って「馬鹿なこと考えてないで地元で働いてお金が貯まってからそんなことはしなさい。」と自分が言う。
それに、そんな理由で自分の先を決めてしまうのはなんだか違うような気もする。


話がなんだか逸れてしまってごめんなさい。




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