話題:ラブホ


続き。


隣のラブホへ移動して、二人ともお腹が空いていたのでご飯を頼む。
それからは彼がお笑いのDVD見始めたので、私も一緒に見る。


本当はいろいろ話したいことがあったし、もっとくっついていたかったけど、彼は私の隣からささーっと離れてベッド行ったり、タバコ吸ったり、いたるところに移動する。謎

ご飯届いて一緒に食べて、またテレビ見て。




彼「純さんそろそろお風呂入りなよ」


純「…入れば?」


彼「俺あとがいい」


純「…わかった」






一緒に入ろうって言ったのに。




途中で入ってきてくれないかな、と思ってみたけど、最後までこなかった。
髪を乾かしながら涙が溢れてきた。



会いたかったのは私だけ。
淋しかったのは私だけ。
私だけが期待して、私だけが楽しみにしてて。
馬鹿みたいだなー。



そのお風呂場がトイレの中にあるというか、ユニットバスではないんですがトイレの中にお風呂への扉があるタイプだったんですね。
髪を乾かしながら泣いてたら、彼がトイレに入ってきちゃって。汗



彼「…あ、ごめん」


純「あ、先にトイレどうぞ!」



そういってトイレを出る。
泣いてるのはまだバレてなくて、バレずに出ていけるかなと。



彼「風邪引くから先に乾かして!」


純「乾くのにまだかかるから…」顔をそむける


彼「大丈夫だから!だから泣かないで!」





泣いてる理由ちがーう!



そんな感じで彼とお風呂交代です。
彼は私より長風呂です。
30分ほど、ひとりぼっちでした。




彼は一人の時間を大切にするタイプなんだと思います。
私も前はそういうタイプでしたが、私は彼と一緒に過ごしたいと思いながらも仕事で一緒にいられなかった時間が多くて、彼は彼で一人で過ごす時間が多かったから、きっと時間の貴重さが違うんだと思います。
しばらく会えなくて、やっと会えて、次いつ会えるかわからなくて、だから会っている時間を大切にしたいと思った私だったのですが、そのあたりの価値観の違いがあったので完全自滅パターンですね。
期待しすぎだからショックが大きいのだ(´・ω・`)



お風呂から出てきた彼はベッドに座ってた私の横にきて、太もものうえに寝転がる。
膝枕!

こういうの嬉しい。
こういう時間がもっと欲しい。
これがわがままなんだな。

私が変わらなきゃ。



そう言い聞かせてた。