シャニマス百六十二日目。
金色の元気いっぱいガールで第二シーズン。
寝起きに十連したらお試し/みつゴコロ来ました。しかも二枚連続。
どうやら寝起きはSSRが出るというジンクスが自分にはあるらしいです(要検証)
「そんなこんなで滝壺から落ちてこの河原まで流されたみたいだね。どれくらいの距離かはちょっとわかんないけど」
少年は昨晩の顛末を掻い摘み語った。
セレネは一言、
「よく生きていたな……」
呆れとも感嘆ともつかない様子である。
「滝壺は大きな岩を爆砕して、あとは斥力を発生させてなんとかしたんだ」
「そういうことではない!!」
そろそろ昼前に近い。空は高く澄み渡り、ゆっくりと雲が流れて行く。
少年の衣類は既に乾いていた。
セレネは立ち上がる。
「よし、では行くか」
「どこへ?」
あっさりと何気ない返答が来た。
「貴様の荷物を取り返しに行くんだ」
少年は呆気に取られて少女を見上げる。
(なんだ、それ)
セレネは当たり前の事を言っただけの様で、少年の反応に却って疑問符を浮かべている。
「何だ貴様。荷物が惜しくないのか?」
「惜しいけど、もう処分されていると思う……って違う! 君がそんな事してどんな益あるんだ!?」
「益、か。確かに私には利益も得も無いだろうな」
「だったら……」