「あのな。お友達になってくれる?って言ったら、いいよ!って言ってくれたんよ〜!」
あーちゃん。
1年生になった。
P助のお下がりで身を包み、自分で選んだ赤いランドセル。
「光るのが良かったのに。そんなに暗くならんか。」
いろんな事考えているのよね。
ある日
「ちゃーちゃん。あーちゃんは、この家で人気者じゃないん?」
ん?
いつも人気者でいたいのね。
P助との時間を大切にしようとすると、ヤキモチをやく。いつまで経ってもあーちゃんだ。
そんなあーちゃんの入学式。
自宅学習のP助は、朝からとぉとの代わりに玄関で写真を撮ってくれた。
自転車で広い道まで見送りして、地下道からあーちゃんと私が出るまで見送りしてくれた。
「さっさと帰んね〜!」
え
見送りしてくれとんよ?σ^_^;
入学式が終わって家に帰ると、また、途中までお迎えに来てくれていた。
その上、家に帰ると
「あーちゃん、たべてね。」
と、手紙の上にオニギリが置かれていた。
あーちゃんのために、持っていくゴミ袋を三角にたたんでくれて、買い物に出ている間にお風呂掃除とご飯を炊いて。
P助はすっかりお姉さん。
あーちゃん、明日は泣かずに起きてね。
P助が1年生の頃。こんなに大変だったかなぁ〜。
仕事しながら、幼稚園と学童のお弁当と送り迎え。
よく頑張ってたよ!と言ったらP助に
「ちゃーちゃんにとっては、それが当たり前だったんじゃろ?」
と言われた。。
そうよな。
P助にとっては、それが当たり前だったんよな。
職場を退職して迎えたあーちゃんの1年生。
片付け頑張らなくちゃな〜〜!
あーちゃん。
楽しい小学校生活を送ろうね。
可愛かったP助も4年生になる。
今は、バスケットが大好き。長かった髪の毛もあっという間に刈り上げに。
病院の初診で男の子に間違われる始末。
学校では、休み時間も同じクラブの2つ年上の男の子たちとバスケットをしているようだ。
大好きな男の子もいる。
ある日、試合で怪我をしてしまったその子に、手紙を書いたらしい。
「お大事に」
見てはいないのだけれど。
夜勤から帰った私に告げ口したのは、あーちゃん。
「あのな〜!ねぇね、ケガした子に手紙書いたんよ〜!」
・・・どうして言っちゃうかな・・・?
しっかりさんは相変わらずだけれど、バスケットでどうしても攻め気が弱い事が気になる。
きっと、失敗するのが嫌なんだろうけれど。。。
4年生!頑張れ!