今回は『馬具・ゼッケン』について。
2017-4-6 03:06
『馬具・ゼッケン』
『馬具・ゼッケンの種類』
競走中に馬が着けている馬具やゼッケンについて簡単に書いていきます。
『手綱』(たづな)
馬を制御するために騎手が握る綱の事。
『鞍』(くら)
人や荷物を乗せる為の馬具。
馬の背に置く。また競馬ではレースを意味する場合もあり「1鞍」とは1レースのことを意味する。
『鐙』(あぶみ)
馬具の一つ。鞍の両わきにさげて足を踏みかけるもの。
『馬銜』(ハミ)
馬に噛ませる棒状の金具。騎手の手さばきは手綱を通じてハミに伝わり、馬を意のままに動かすことができる。
色々な種類があり、使い分ける。
『メンコ』
顔に被っているマスクみたいなもの。
耳まで覆っているタイプのやつは音に敏感な仔につけると効果的。
耳を覆ってないタイプはお洒落で着けている仔もいる。
『ブリンカー』
遮眼革(しゃがんかく)とも言う。
主にメンコについている。
よそ見をする、後ろを気にする仔に着用。
前方に集中できる効果がある。
『チークピーシーズ』
顔の横側左右につける。
横、後ろを見えなくし、後ろを気にする仔に着用。
前方に集中できる効果がある。
『パシファイアー』
パドック等でイレ込む仔が着用。
レース中に着けている仔はほとんどいない。
『シャドーロール』
影等を気にする仔に鼻梁に装着し、下方を見えなくする。
頭が高い仔にも効果的。
『ブロウバンド』
頭の額につけるシャドーロール。
上方を見えなくする。
『バンテージ』
外傷予防、脚部保護の為に使用。
様々な色があり厩舎や馬主によっては個性がある。
『リボン』(頭、尻尾)
基本的には赤いリボンだが色、形は様々。
尻尾のリボンは蹴り癖がある仔につけられ、頭のリボンは噛み癖がある仔につけられる。
『ゼッケン』
レースの種類によって色や表記が様々あります。
ここでは中央競馬のものを紹介します。
↓基本↓
『G1競走』
青に白文字。
ただしダービー以外のクラシックレースは青に黄文字表記。
『G2競走』
赤に白文字。
『G3競走』
緑に白文字。
『特別競走』
黒に白文字。
『一般競走』
白に黒文字。
『日本ダービー』
白に黒文字で縁取りが金糸で刺繍されている。
『ジャパンカップ(JC)、JCダート』
深青に白文字で国旗、横に馬名、スポンサー名も表記。
『若手限定競走』
黒に黄文字。
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