手術は足の付け根に人工骨頭を埋め込む方法になるようだ
父は既に左足も人工骨頭である
同じ手術を右足にする事で、足の痛みも無くなる
単純に考えると上手くいきそうだが、父の年齢、認知症、血糖を考慮した場合、リスクが高くなる
人工骨頭の手術を施した場合、脱臼しやすくなる可能性が高い
せっかく手術をしたのに、余計に痛みを増やす事になる
その場合は再手術
最初から骨頭を取り除く手術のみ行う患者もいるらしい
脱臼しやすい状態なのかどうかは手術をしてみないとわからないそうだ
今回、手術中に筋肉の拘縮などが起こった場合、人工骨頭を中止して骨頭の除去のみで終わる
痛みは残る
重ねて合併症、感染症のリスクを伴うのが父の手術だ
「あらしょてかっだん」
訳すると
「奴は昔からそういう奴なんだよ」
つまり‘しょて’、は、‘昔’、‘最初’、‘もともと’、の意味
将棋や囲碁の最初の手を‘初手’というので、私はこの‘初手’が語源ではないかと思っている
‘よそよそしい’とか、‘うるわしい’とか連想しそうな言葉だが、全然違ってこれは
‘汚ならしい’の意味
足が泥だらけ
手もベタベタ
「うわぁー、こっち来んな、よそわしかぁ」
‘鼻をかんだ’訳ではなく、これは野菜の‘カリフラワー’の事
‘かんだん’がキャベツで、‘花かんだん’がカリフラワーだ
‘キャベツ’が早くから定着したおかげで母も‘かんだん’より‘キャベツ’を使うようになったが、母の口からは未だ‘カリフラワー’という単語を聞いたことがない