長女と最後に会ったのはコロナ前の愛知
妻と北海道旅行の帰りに愛知に寄った
娘は「今度は正月に帰る」と言ったまま叶わず今に至る
思えば高校卒業後、就職先が遠過ぎた
私自身、神奈川の企業に就職
当時は女子も県外就職が多かったので抵抗もなく、良い会社という事で誇らしくもあったものだ
その後、次女や末っ子の長男が就職後地元で働くようになると私の心情も変化していった
携帯があるとはいってもだんだん疎遠になる
年に数回のライン
元気にしているのか
悩み事はないのか
彼氏はいるようだが続いているのか
故郷を離れ後悔していないのか
全く分からないまま年月が過ぎていった
この数年
私の選択は間違っていたのではないかと思う日々が続いていた
愛知に送ったのは間違いではなかったか
何より娘は今、幸せなのか
その答えが今年に入り、突然返ってきた
“結婚します”
驚くというより安堵
リモートでの挨拶や戸籍謄本を送ったり多少バタバタしたもの
本日無事入籍の知らせ
式は挙げないらしい
残念な気持ちもあるがそれも今風だろう
ただ、娘の結婚がこれほど嬉しいものとは思わなかった