あした私は家に帰ります


季節はずれの昨日までの時間


今日という止まり木に置いて



身ひとつで帰ります


だから私を忘れてください


私を想い出さないで

ください



私はひとりだけの


道を 歩きます



 喜んで ひとりで



遠くからあなたの手

の振るのが見える




その手を道しるべに

歩きます



 明日に 向かって