「アンタにアイツの何が分かる」
ギッと青い瞳に睨まれる。
「俺とアイツに何があっても、アンタには関係無ぇだろ」
言葉で、目で、態度で、「お前は他人だ」と語ってくる。
「何も知らねぇくせに、俺達に構うな」
それはこっちの台詞だと吐く代わりに、爪を掌に食い込ませる。
どす黒い想いが、胸の内で渦巻いていく。
木ノ葉で忍として生を終え、何の因果かその頃の記憶を持って生まれたこの世界。
アイツに会えた時には言葉にならない程歓喜した。
アイツは木ノ葉の記憶など覚えてなかったが、それでも構わなかった。再び巡り会えた事が嬉しかった。
けれども、見知ったアイツの隣には見知らぬ誰かがいた。
アイツそっくりな顔で、アイツと同じ色の目で、アイツとは違う髪の色。
木ノ葉の時にはいなかった、双子の弟。
嘗ての自分のポジションを取られたと思った。
アイツの一番側にいたのは確かに自分だったのに、アイツの一番の信頼を得ていたはずなのに、その場所には既に別の奴がいた。
ナルトの隣には、常にメンマの存在があった。
「これ以上俺達に立ち入るな」
踵を返すソイツの肩を掴んで、胸ぐらを掴んで、感情をそのままぶつけたかった。
異分子なのはお前だと、負の感情のままに吐き捨てたかった。
けれど。
『なぁ、家族ってどんな感じかな?』
いつぞやの任務中、ポツリと言われた言葉。
『オレってばとーちゃんもかーちゃんもいないからさ、家族ってのよく分かんねーけど、でもきっと、優しくてあったかいんだろうな』
独り言にも似た小さな呟きに、祈りにも似た切ない紡ぎに、かける言葉など無くて。
誰よりも家族を渇望していたアイツ。
その願いが叶ったこの世界で、アイツから家族を、弟を引き離す事がどれだけ酷な事か。
いっそ自分のエゴのままに、感情のままに動けたのならばどんなに楽だろう。
そんな事、出来るわけが無いけれども。
ゆっくりと細く息を吐き出す。
アイツが望んだ世界は、俺にとって望みの無い世界だった。
++++++
メンナル←シカってかメンマ様VSシカマル
ナルトさんに上手く取り入ったシカマルにイラッとしたメンマ様の牽制小話(続かない)
シカメンも好きですがメンナル←シカはもっと好きです!(あれ、これ前も主張した気が)
メンナル探して旅に出てみると、ナルトさんが兄だったり弟だったり、メンマ様がナルトさんのみにデレて他には冷淡だったりナルトさんにもツンデレだったり、色々あって大変美味しいです^^
裸コートなんて普通の人がやったら即通報なのに、メンマ様がやったらなんて素敵なエロテロリスト///
今の時期にも頑張って裸コートをしようとするメンマ様を想像すると可愛くてしゃーないです^^
そんでメンマ様に服着せようとするナルトさんと鬱陶しがるメンマ様を想像してはニマニマします^^
メンナルがもっと広まってほしい!
DVD出たらメンナルがもっと増えてほしい!