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ザッケローニ監督手記

現在日本サッカー協会HP内で、ザッケローニの監督手記が公開されています。
2011年6月27日〜連載されており、今のところ全部で26回分。
最新のVol.26は、W杯出場を決めた時の手記になっています。

就任から現在までの歩みを確認するにも、もってこいの内容でしょう。
また、いかにザッケローニが日本サッカーに惚れ込んでいるのかも伺い知る事が出来ます。
中にはイタリアのゲン担ぎの話やことわざが出てきたりと、自己啓発にも役立つ話がちらほら。
今日までの試合で、どういうアプローチや狙いを持ってその試合に臨んだのか、など監督の頭の中を覗く事も出来ます。

個人的に面白いと思うのは、割と具体的に戦術や戦略、分析の話をしている事です。
W杯本番前に対戦国に翻訳して読まれたら、どういう意図を持ってチームを作ってきたのかわかってしまいそうで怖い(笑)。

サポーターへのメッセージがしっかりしているのも面白いです。
イタリアのメディアは結果最重視の論調のようで、厳しいものが多く、長友選手も数あるインタビューの中で、「結果を出した時と出さなかった時の落差がすさまじい」と言ってました。負け試合の時は街も歩けないのだとか(笑)。
そんなうるさがたのイタリアサッカー界で長年監督を務めてきた監督だけあって、手記にあるサポーターへのメッセージは言葉の選び方、説明の仕方をみてもよく出来ている。頭の良い人だなという印象を受けます。こういう下手な事が言えない場における、プレゼンテーションの仕方もうまいなと思います。

まだ読んでいないという方がいらっしゃいましたら、もうW杯まで残り1年ですし、今までのザックジャパンの歩みを振り返り、ザッケローニを知るという意味でも一度読んでみてはいかがでしょうか。もちろん無料です(笑)。

ザッケローニ監督手記:
http://samuraiblue.jp/fanzone/ilmiogiappone/vol01.html

ザッケローニとの出会い

南アW杯後。
ノリノリの『タマシイレボリューション』やブブゼラの音がまだ耳に残り、日本善戦の興奮を持ち越しながらも、『次の監督は誰だろう?』と思う日々。

大分じらされた中、ようやく決まって発表されたのがなんとイタリア人監督!
サッカーに特別詳しい訳では無いので、どんな人なのかサッパリ(笑)。

この時は、とりあえずどんなものなのかアジア杯みればわかるだろうと思ってました。

結果は優勝\(^o^)/

もしかしたらすごい人なのかも…と調べていくうちに、俄然興味が湧いて気づけばファンに(笑)。
公式の手記を読んだり…自伝を読んだり…関連本や雑誌を読んだり…ネットの記事を読んだり…。
ふむふむ。これはイタリア版日本人だと(笑)。



調べて感じた私の印象は…、
『普段は温厚だが、仕事に関しては自尊心が高く頑固一徹な中小企業社長』。


実際ザックはホテルの支配人!(今は息子さんが運営)
自伝では、訳が「ですます」調では無かった事もありますが、自分の仕事に誇りと自信がありありと伺える。
自分のやってきた仕事と成果に、徹底的に考え抜き理論に裏打ちされた確固たる自信が備わっており、まず揺らぐ事が無い。

うーん、この人は何やっても成功しそう。


そして自分はまだ40代のつもりだ!というインタビュー記事。
(60歳になったら、日本では赤いちゃんちゃんこを着るんですよ〜と話しを振られた時のインタビューの返し。)


実際衰えない情熱。
代表監督承諾後、次の日に飛行機に乗る行動力。
就任後、Jリーグの試合を日本全国飛び回りみっちりこれでもか!と視察。
さらに貪欲に、自分のコネクションをガンガン使い日本選手を海外に売り込み。
「ザックは過去の人」というイタリアで付けられたレッテルへの反骨心が半端無い(笑)。



このパワー、素晴らしいです。
自分も晩年はこうありたい。そう思った自分がいました。


みなさんもザッケローニ、調べてみることをお勧めします!
パワー貰えますよ(笑)!
そして日本代表を応援する楽しみもまた、増えますしね(^o^)

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