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安定的な偏西風が吹く欧州に比べ、日本は風が不安定で、しかも台風などのリスクもあり、風力発電に向いていない。さらに太陽光発電は発電量が少なすぎる。何しろ、原発一基分の電力を発電するためには、太陽光パネルを山手線の内側の広さに敷き詰めなければならないのだ。家庭が使うならともかく、『街』を賄わなければならない電力会社にとって、太陽光や風力で電力を安定的に発電するのは、コスト云々以前に技術的に不可能なのだ。
それにもかかわらず、菅首相(当時)は強引に再生可能エネルギー特別措置法を成立させ、国民(消費者)から投資家に自動的に所得が移転される仕組みを作った。しかも、風力にしても太陽光にしても、設備を一度作ればあとは管理コストだけで済むため、新たな雇用も生まれない。そんな再生可能エネルギー特別措置法を『この法案を成立させてくれたら私は辞任する』と、強引に通してしまった。
もともと菅首相は、レントシーキングに象徴される市場原理主義とは相容れない存在だったはずなのだが、『投資家のために、国民に損をさせる』と、構造改革主義者と同じことをしたのである。おそらくは、誰か『企業家』もしくは『投資家』に乗せられたのだろう。『これからは自然エネルギーだ』『これで原発がいらなくなるんだ』といわれ、脱原発を悲願とする市民活動家として乗り気にさせられた可能性が極めて高い。
ちなみに、菅直人氏は総選挙後の2013年5月8日に至っても、『原発より風力が経済的にも有利』という、彼らしいブログを書いていた。再生可能エネルギー特別措置法を通した以上、彼が自説を翻す日は永遠にやってこないだろう。/三橋貴明
脱原発の話になっちまったなま、自然エネルギーに関しては少なくとも日本ではコストだけ見ても高すぎるし、はよ原子力動かせやってなもんだが、今年の夏は原子力なしでどう乗り切るかだね。火力発電への依存の為、海外からLNGや原油、重油を、しかも高値で買わされてまっせ脱原発派の皆さん
補足しとくと、風力は台風時にはせっかくの強風なのに、危険だから止めないといかんらしい。こりゃ駄目だわorz
つまり、脱原発派の皆さんは現実を見ないで怖がってるだけの臆病者の集まりなんだYo!