いつでもラクガキ

描いたら出るかも、といいながら、描くのを忘れていた御主人さま。結局来ませんでしたねー忘れてたから！

2023/05/04(Thu) 22:48当時のストーリー読みながら書いた感想。



『シャイニングBASE』

【1話】横で読書しているノ瀬さん、お互いの距離感に私生活が出まくっていてとても見せつけではありませんか？スタッフさん同い年か若い子かな？入っていいよ〜って声かけてるから。てか、お迎えの時フットワーク軽い音也にときめく。
【2話】目隠ししての企画、最近そんな小話を書いていたので（修正だけど）ドキッとした。そしておそろいのブレスレット〜〜！！一宮の時は何も説明してくれなかったけど、今回はありましたね！！でも俺たちの「W1」もちょっとイメージしてくれたらしい。え……この世界線に二人ユニットのW1が存在したのどんな時空よ？商品化して。企画用に用意されたカバンにつーーめーーこんでーーー来たのは、音也は真斗さんの裁縫道具と林檎先生のブロマイド。一ノ瀬さん、この件に関して、ブロマイドも「元気をもらえると思えば」という優しいコメント。そうだよね、もしかしたら本心かもしれないし、「は？？？？？？」って気持ちもあったかもしれないけど、事務所の先輩のサイン入りブロマイドだし、これも後々オンエアされると
思うと、迂闊な罵倒は入れられないよね欲頑張りました。一ノ瀬さんはレンさんからサングラス。着けているでしょいま？音也曰く「いつもの日焼け止めとか塗って」はい、「いつもの」はいはいはい。一ノ瀬さんだけでなく音也からも見せつけ攻撃がきまいしたやってやろうじゃんよ。音也の軽いリュックは身軽さも大事ってことらしいし、一ノ瀬さんは「やる気が詰まっているということにしておきましょう」はいはいはいはいはい。
【3話】交渉人一十木音也。「宿泊もカメラもオッケーだそうです！」ってスタッフさんに敬語出てるのいいな。設備としてバーベキューセットに火起こし器、ハンモック、天体観測用の望遠鏡など。火起こし器で思い出しました？旅の始まりのあの時を？音也を信じたあの日あの時あの瞬間。
【4話】プチミッションに「料理部門」（わかる）「お風呂部門」（わか…らない、センシティブでは？あとお風呂っていう一ノ瀬さん可愛いな）「おやすみ部門」（放送を心配するレベル）。2人きりの空間だけでも危ないのに、危ない案件が多すぎません？って全て自給自足で食材確保からではあるが、すでに腹ペコ也。すかさずはちみつキャンディ。「しかも見たことないやつ！」はいはいはいはいはいつも一緒いつももらってる。日常のにおわせはいはいはいはいはい。急に立ち絵が近づいたんですけど?????あ、音也が袖を引っ張ったんですね。はい。はい？今までそんな効果ありましたっけ？
【5話】二手に分かれようと提案するトキヤさん。2人で一緒の方がいいという音也。お互いの映像もカメラに収めるためと、その辺しっかり考えているのね。すごいね。きわめつけの「せっかく二人できてるのに、遠くにいたら寂しいよ！」音也の寂しいによわい一ノ瀬。あなたに寂しいなんて感じさせませんという一ノ瀬さんと、寂しいと思われることに愉悦を感じる一ノ瀬さんの二律背反。
【6話】ジャガイモに人参玉ねぎ、鍋など…って思わず先日の私的開催した『肉じゃがみたい！』のイベントでそんな話描いたのでドキッとしました。肉じゃが作られたら滝汗かくところでしたが。安心安定のカレーです。お肉はポークかな。それともビーフ？チキン？肉を今から探しに行くんだね〜〜〜「そういう威勢のいいことは」「私の服の裾から」「手を離してから言ってください」は？？？？？？？？？？？？？？鍵と扉とかいろいろ単語もドキッとしましたが、それどころじゃない。お肉見つけたことに対して「良かったですね音也」おま、一ノ瀬どこまでも音也中心にしか考えてないじゃん。いつものことか。はい解散。
【7話】お風呂がやってきます。覚悟は良いですか？よくないです。ワークショップのミッションクリアで温泉チケットがもらえるとのことで、それぞれが引いたのは音也「ジップライン」引いた瞬間に「あっ……。」と固まる。ジップライン何のことかわからなかったけど、宙刷りなってロープウェイみたいなのをシャー――っといくやつ。つまり高い。一ノ瀬さんは「ハーバリウム作り」高いところ苦手な音也に配慮してお題の交換を申し出る一ノ瀬さんに泣いた。だって、高いところ苦手ってのをさ、ネタにせずちゃんと寄り添ってくれるんだよ。そうだよ、苦手なものを無理にさせるにって楽しいかもしれないけど、やる本人はきついよね。さっきの城の上でさえ裾を掴むことを許したし、あれ、高いところ苦手っていうのをちゃん
と知らしめているだよね。それを悪用する企画もあるだろうけど、それに配慮して企画を作ってくれる番組もあるだろうから。高いところ苦手なのと、その傍でちゃんと自分がついているならいいけど、一人一人のミッションで側に居られないときはこういった配慮するの、惚れる。結果交換はダメでした。だからスタートラインまで一緒についていくという。はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。一ノ瀬さんのやさしさに泣く。最中のエピは省かれましたが、音也的にはやってみると意外と爽快感があって面白かった。温泉施設は夜にReportしてくれるらしいです。すんな。死ぬ。嘘。して。
【8話】最後のミッションは「おやすみ部門」温泉施設の説明せんのかーーーーーーーーーい！！またも交渉人一十木音也。そのへんのモブおじ（言い方）にも気負いなく話しかけるフットワーク。危ないおじさんに声かけちゃダメだよ。そして真斗さんの裁縫道具が輝く瞬間。これは林檎先生のブロマイドとレンさんのサングラスも出動するのか？あと２話で？
【9話】あまりの事に思わず洗濯もの干して珈琲淹れてきました。過剰摂取よくない。一休み一休み。さて。続きを読みます。夜です（夜です）何を聞かされるの？詩人みたいなこと言い始めても罰ゲームで床に寝る可能性がるから連泊嫌ーといつもながらちょっと待ったを加える一ノ瀬さん。「そんなこと言って、楽しそうな顔してるじゃん」「ちゃーんとカメラに残しておくからね〜」はいはいはいはいはいはいはいはい。もうすべてが楽しいでしょ一ノ瀬さん。すぐ顔に出る。蛍。奇跡。関係ないですが、音也の中の人で蛍って停電少女の柩思い出します。翔さんとのイベントだったらガチだった。さておき。ミッション達成で運び込まれたベッドが「ただしひとつだけ」？？？？？？？？同人誌か？シャニライ先生の新刊か。そうか
。そうかそうかつまり君はそういうやつだったのか。エーミールもびっくりだよ。なんでも「2人で協力して」「ひとつの」「映像を撮ったから」ベッドはひとつらしいです。意味わかりませんね。意味は分からないけど用途は分かります。「トキヤも隣においでよ」はいはいはいはい。ちなみに私「おいで」が言える男はスパダリだと思っているので「おいで」を使いこなす音也さん大変。かの鬼滅の煉獄さんといい。sideMの『ムーンライトのせいにして』といい。「おいで」によわい。そして温泉へ。まってもう、大丈夫なのこのイベント。
【10話】温泉ないんかーーーーーーーーーーーーーーーーーい。唐突に朝。いや、よかったのか？命拾いした。そこは想像で補えという事ですね。そういえば、音也さん、しんしん雪まつりの時の蘭丸さんとの撮りあいっこといい、こういった企画によく参加されますね。あっちでは「蘭丸先輩？まだ寝てるよ」と彼氏かまされて死にましたが。まるですべてを終えた（広義）後の朝チュンのような清々しい一ノ瀬さん。あ？？？？そんなこといってる傍で今目覚めた音也さん？？？？寝顔みとったんかいわれ。朝のジョギングは「休み」（寝顔堪能するため？）「昨日はつい話し込んで」「私としたことが」「眠るのが遅くなって」はいはいはいはいはいはい。楽しくおしゃべり（意味深）ですねはいはいはいはい。ブラックコーヒーがお
いしゅうございますわ。塩も舐めたい気分ですの。で、音也さんから頂きました「こんなところに寝ぐせついてるし」はーーーーーーーーーーーーーーーーーいはいはいはい。カメラで撮らないようにって、自分のカメラでコーヒー飲んでる姿取ってたんじゃないの一ノ瀬さん。さすがに音也の寝顔は一ノ瀬さんの許可が下りなさそうなので。もう寝ぐせおそいんじゃ？そしてそれを取られると絶対ごねるだろう一ノ瀬さんの扱いを知っているから、先に言ってから、そういった事実があったんだな〜ってのを醸し出しながら別のところ取ってんだろ音也そういうところな。トキヤさんとてバラエティに本気で取り組む姿を何度も見ているだろうけど、それでトキヤさんのOKラインとかの見極めが上手い一十木音也でしょう。はいはいはいは
い。
さんのOKラインとかの見極めが上手い一十木音也でしょう。はいはいはいはい。

【トキヤサイスト】
【1話】待ちなさい音也！の声が優しい。「少しは成長したと思っても、こういうところは昔から本当に変わらない」すでに愛しさ2000％の声音。「まるで子供のようです」そして端折りますが「そのことをしっかりと言い聞かせねばなりません」言い聞かせ。はい。急に束縛モードが出てきました。しっかり言い聞かせるって、えっち。
【2話】いつも通りのファン向けの言葉かと思っていたが、結局音也に語り掛けてるじゃんはいはいはい。2人で感じる「奇跡」の瞬間にいま心が震えているんですね。同じ時を愛しい人と共有するとこの幸福を今感じているんですね。「私も同じ気持ちですから、わかるんです」いつまでも見つめていたいのはーーーーーーーーーーーーーそこにいるもう一人のことですかーーーーーーーーーー（夜にかける）私も撮りなさい。ということはずっと音也の事を撮っていたんですね。目が離せないじゃん。てか、あなたとのこの瞬間を愛しいと震える心をお持ちのあなたを撮って大丈夫ですかバレますよ？二人の共同作業をあぴってくるよーーーーースタッフさん胸焼けしてない？そこにスタッフさんもいるんでしょ？？？いるよね？いてくれ
、いや、逃げて……。
【音也サイスト】
【1話】
ロケバスで隣に座っていることをしっかりアピールしてくる一ノ瀬トキヤあまりにも一ノ瀬トキヤ。会話の途中で寝たってことは、肩をお貸しになられたんでしょう？いつぞやの電車のように。
【2話】
「トキヤも早くおいでよ」隣においでよの次（前？）ですか。おいで使いの音也。「ほら、ここで待ってるから追いついてきて！」あーーーーなんかこう、こういった所々でお兄ちゃん気質を感じる。ちゃんと待ってるよとか、下の子を見守る感じのニュアンス。そういうところ、大変おいしいです。これを一緒にしようね、って明確に指針を示すのに慣れているのとか、とにかく無鉄砲に見えて、子どもっぽいようでも敢えてその任を担っている感じがとても下の子を見る感じがしてとてもお兄ちゃんだ。
【3話】
自由を感じる蛍に二度目の被弾。柩……。「トーキヤ！」んんんんんんんんんんんんんっ。そうだね、トキヤは見惚れていたよ。何にって？お前だよ一十木音也。素敵は景色を二人で見られた上にファンにも届けられる。それが最高。そうです。それがファンの栄養源です。「今この瞬間が、ずっとずっと残る永遠に変わって……夏が来るたびに、思い出せるように」永遠はないといったその子が、永遠にしたいと思う景色。そうだよ、永遠は思い出し続ければなる。一瞬の永遠という概念がある。この光景はもちろん映像としても残そうと思えば永遠になるし、そう思い続ければそうなんだよ。よかったね。そう思えるのも大切な存在がそこにいるからでしょうね。凄いな。一十木音也にこれだけのものをあたえる一ノ瀬トキヤ凄いね。
ありがとうございます。新刊読了いたしました。

もはや何を書いていたか見返していないので脳直で綴っています。


追記。
昨日の深夜に読みながら同時進行で書いていたのでどれくらい綴っていたか不明でしたが、だいぶ騒がしい。ちょっとまだ読み返せていませんが（読み返す気力もわかないけど）そういえば、事務所のメンバーからのもので活用法が出たの、裁縫セットだけですね。林檎先生のブロマイドがどこで発揮されるか見てみたかった。

www.pixiv.net
pixivにて。

5月2日に行ったお試しイベント内の展示物です。研究レポート春夏編。以前書いたもののまとめと余談とを込み込みに詰めています。

結局今回も入れたかった課題を入れられず。
表紙を作っているときは楽しかったです……現実逃避できて。
イベントの諸々はまた書き残しますが、かなりの準備不足などでしたが、いい経験ができました。

SSS2のブラックデジャヴでのMC絡み可愛かった。BD自体は格好良かった覚えはあるけど、殆どを覚えていない。

Ready to be a Lady

時折ぼちぼちスタツア感想。
イントロの低音の響きがたまらなく好き。
同じステージに経つのが翔さんだったの、翔レン好きとして死にました。ヘアスタイルもだし、きゅっと引き締まったおしりのアップとか、シルエットがセクシーでたまりません。

色んなところで申し上げておりますが、スタツアで御曹司組にやられております。なんか、こう……凄い。人様の感想見ると納得するけど、まだ自分の中では言語化できていないです。
凄いな……美しいな……でいつも終わります。

ネコ、初めて描きました。

とくに何も考えずに絵を書きたい気分。

こっちに上げてなかったはず。
凌霄花のトキ音、没絵。
あんどうゆうこさんのノウゼンカズラを聞いていました。

去年書いたであろうランブラ。
いつもながら、傷を忘れていましてよ。
そろそろ時期が近づいてきておりますので、今年はどうしようかな。

ところで、只今ベランダの彼岸花は絶賛、緑の葉っぱモサモサ生えています。
記念日あたりは、赤い花じゃなくて葉っぱシーズンですね。

生涯隣りにいると誓いあう二人

何億年ぶりかにクリスタ起動しました。

ウサギノ瀬さん。
年末年始のシャニライカウコンで、うさ耳つけてファンプレザワをやっていたの、動いている映像で見たすぎますよ。ファンプレはまだわからなくもなくもないけど、ザワをうさ耳つけたカルナイは、とてもインパルスな光景と思われます。
いやはや、うさぎの耳というのは、多方面でとても強いパーツじゃないですか。

着物の部分がどうなっているかわからない。シャニライさん、そろそろ全身の設定資料集出しませんか？

２０２３年
あけましておめでとうございます

シャニライのうさぎ衣装可愛かったです。
四ノ宮さんが一等可愛くて石がなくなりました。

『Ok,Hello World!』

フライト生活も徐々に落ち着いてきたので、ぼちぼち落書きがてらに書き残して行きたい、なーとは思います。

オケハロは、すみません、大変良い谷間があるため、ずっと谷間に埋もれている南京錠のネックレスに息を荒くしておりました。いやあれ、スケベでしょう。動きに合わせて揺れるけど、谷間に返ってくるんですよ。谷間に。谷間。

冒頭の、真斗さんの引くあのピアノの部分が最高に好きで、あの音を浴びたくて、たまらなくなるときがあった。
何度みても、親友組のステージ最高すぎるな、って感想が強い。

友人から、あの音也の初見衝撃を味わってほしかったといわれましたけど、二週目コースター特典など、そうそうに顔面の公開があったので、そのファーストインパクトを食らわずにすみました。
南京錠ってそこを？誰に開けてほしいんですか？はーーん？と煽りつつ、いろいろたぎって逆ギレしておりました。仕方ない。とりあえず顔がとても良い。
イギリスとストーンヘンジは「太陽のための祭壇」といわれ、音を反響するような仕組み…ある種の舞台装置としても作用するという、クソでかな情報を得て、イギリスでそこをチョイスした推し天才か？となりました（『世界ふしぎ発見』をみた方の又聞き情報です）

久留米のTジョイにある、ティーレックスというシアターは割りと音響がよくて、そこで聞くとオケハロの雷の音とか雨の音がしっかり聞こえて至極でした。

別件でも書いておりますが、正直、赤く染まった地球が出てきたときはあまりの禍々しさに、明るい？太陽のようなイメージはなかったです。どちらかというとラスボスのダンジョンとか、ヴィランがもつ禍々しさのほうがまさりました。
雨降演出で、その後差し込む光、雲間から見えるジェイコブラダーのような光がこれまた、お前その演出憎すぎるでしょう、となる所。

流し目でひとを殺していたのに、光が指すその時の表情が柔らかく包容力莫大で、そういうところ〜という感想しかできません。一秒一秒、そういうところ〜といって、曲が終わります。

あとは箇条書きメモ。
みんな大好きヘアアレンジ（死）
谷間（死）
ピックを挟む指先がセクシー
缶バッチソレすごい音しない？？大丈夫？
HORIZONという名前のギターなの、あまりもの完成度が高すぎる。それだけで死ぬ。
途中で消えたピック事件。
雨降払いつつ吹っ飛ぶピック
次のピックを採る手
メンバーのなかで結果的にドシンプルに楽器を弾く、でステージを作っている
ピックなげるのよくない死人出る
後ろのアンプちゃん

なんにせよとにかく、顔が良い。
いやーーーーすきですね。

オケワ

UUUUと妖精さん。

スタツア音也あれそれ。

ツアーズしようよ〜(してます)

あたたかい手のひら。
画材店特有の、紙の醸し出す香り。
父の書斎を思い出す。
紙の束にうもれたあの場所を。
今はまた感じたいと思う。
匂いが、記憶を呼び覚ます。

会いたいと願うより。
あなたがいて自分がいるということを、歌い続けるのだという。


ステージの上で燦燦と輝く光に、目頭が熱くなったの思い出す。
たもとが別れようが、私の可能性の事を真剣に考えてくれた母ものことも、離れることを選んだ父のことも、嫌いなはずない。好きなのだ。
小さい頃、熱を出したら二人が代わる代わる看病をしてくれたあの優しい思い出。あの頃に戻りたいとすら思うときは何度もあった。
愛情を感じた分、それがずれていくのを知って怖かった。
愛なんて感じなければ、苦しみは訪れない。
だけど、諦めなければいいんだ。自分が、相手を理解することをあきらめず、愛し続ければいい。
母が道を切り開いてくれたその先。
父が身を引いてくれたその先。
この太陽が居たのだから。



「トキヤ、俺一つわかったことがある」
「なんですか」
「俺の２０％、結構すごいかも」
「どうせ嗅覚でしょう」
「そうそれ！なんでわかったの」
「……少しは否定してほしかったんですけどね」
目隠しをした音也が、なにか確信めいたことを言う。
散々犬のようだと言われているのに、本人はそれをいい意味で受け取っている。
実際、スンっと鼻を鳴らして、探っている。
父の書斎の香りを思い出していたのに、この姿に何故か暖かい思い出が遠のいていく。
果たしてその言葉がちゃんと機能するかは、分らないが、ならばやってみせてください。




「これですね、わかりました」
「ねぇ、トキヤさっきから、それしか言ってないじゃん。怖いよ」
「選んだものをあれそれ説明できるものですか。それに御自慢の２０％はどうしたんですか？」
「トキヤの近くにいすぎてわかんなくなってきた。何で香水つけてんの」
「いい香りでしょう？」
「まー、そうだけど……こうさ、もうちょっとリアクションをくれたっていいのに」
「それではわかってしまうかもしれません。とりあえず、あなたの選んだのはこれですね。はい。ちょっとまっていてください。手を離しますよ」
引きずるような音が立つ。
「え？なにそれ、めちゃくちゃ重そうな音がしてない？」
「大丈夫です、ちゃんと画材です」
「ここに居たら全部そうじゃん！それ絶対何かわかんないやつでしょ！」
「私は好きですよ？」
「えー」
トキヤが好きなもの？と、そちらを考え始めている。
純粋にクエスチョンマークが浮かび上がっていて、きっとここはオンエアされるだろう。先ほどまでリアクションをくれとぶつくさ言っていたのに。
私の好きなものにばかり心を捕らわれている姿が、たまらなくいとおしい。
私のすきなもの。
知っているでしょう？
いつかの暗闇の中でも見つけ出したこの温もりを、ずっと、この手に感じている。



それでも。
私は、あなたのように考えられない。
きっとまた生きることができるのであれば、その手段を選ばずにはいられない。
オルフェウスと同じ道をたどる道筋しか見えない。
その希望にきっと、追いすがります。
でもきっと、やはり一緒に帰りつくことはできないでしょう。
『二人でなにをしようかなって、考えてたら抜けられるかもしれない』
二人きりのあの時間を、二人だけ思い出で埋める事が出来ればとても幸福なのかもしれない。
でも貪欲な私は、きっともっと欲しがる。
それはなんて幸せな時間。
あなたを想い泣くことを許してください。
そこに気付くまで、私は彷徨い続ける。


あなたを思い続けて生きていけることが幸福なのだと、気付くのはきっとずっと先だろうから。

思い返しても時間が足りないくらい、この想いをあなたに残させてください。




果たして二人の選んだもので何が出来上がったのかは、放送のときにでも。
同じ場所を言ったり来たりしている音也に、後々に、落ち着く匂いの場所なんじゃない？と視聴者からのコメントがつくことになる。
もはや技術よりどこまで使いきれるかが問題であったし。ことごとくぴよちゃんのシールを引き当てた時点で音也に軍配が上がったのはいうまでもない。






視聴者コメント。

俺の20％？
凄いのか凄くないのか分からん
よくわからないけど、力が解き放たれる時
優勝じゃん
唐突な香水情報を得た
イイカオリデショウ
いい香りなんだね
スーーーーーー
：
：
既に仕上がっているものを引き当てた。
トキヤの選んだの何？？
うわっ、めちゃくちゃいい……
あーー！それ！いいな私もほしいやつ！
音也くん、おんなじところ行き来してる
：
：
トキヤくん、書くもの引けなさそう……
さっきと同じｗｗｗｗ
鉛筆の匂いってわかるもん？
わかるーその匂いわかるー
匂いって言ってたけど、落ち着く匂いなのかな
犬
：
：
おお、トキヤマッキー。
最低保証を手に入れた
赤色のマッキーなのさ……トキヤさぁ……
赤……
あかいろ……
：
：
額縁かよ
もう、それ掲げて自分がアートですってやれが完璧じゃん
画材全部広げて絵を書く人とかでさ
それ最終兵器
こんなに仲良く手を繋ぐルレ
絵の具用パレットｗｗｗｗｗ
でも肝心の絵の具がないｗｗｗｗｗ
横にあるよ！横を指すんだ！
いくな！！そこ！！
ノートゾーン

いや、書くものができるからいいじゃん
なんでその中から、そのピンポイントのシール強くない？
あの隙間指すの、もはや強運だよ
いっそ奇跡じゃん
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悲しみを乗り越えるのは今に喜びを感じるから。
死や別れを経て、その過去とどう向き合うか。悲嘆という感情の抜け出し方を二人をベースに、春と夏で考えてみましたレポート、とりあえず一区切り。
……しないとあと二時間でチャレンジ権を失うのでご了承あれ（プライドなんてない）