スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

日本球界、期待の若手


ここ数年、大型ルーキーが出てこない、
日本の野球界ですが、今年は期待のルーキーが揃っています。

中でも注目されているのが、
投手と野手の二刀流で話題になっている。大谷選手。

野球界の常識では二刀流は成り立つ訳がない、
と言われていますが、これまで成功したことのない挑戦、
野球界の常識が変わるのか、楽しみな選手です。

その他にも、大阪桐蔭高校から、4球団が競合の末、
阪神タイガースに入った藤浪投手。

投手としての大谷選手と、
今後もずっと比べられていくのでしょうが、
開幕前は、大谷選手の方が評価はずっと上でした。


開幕後、野手としてスタートを切った大谷選手と、
比べるものはなくなってしまいましたが、
藤浪の評価は、登板するたびに上がっていきます。

高校卒のルーキーのため、1試合100球の投球制限が、
かかっていますが、それでも、ほとんどの試合で、
6回までを3失点に抑え、7回まで投げきっています。

最小投球回数6回で3失点以内、
これをメジャーでは、QS=クオリティースタートと言って、
先発投手の条件としています。

登板回数は異なりますが、メジャーでも日本でも、
開幕から2カ月間、QSを続けるのは、
ほぼ不可能といえます。

それを開幕以来、ずっと続けている藤浪投手。
すごい投手が存在しました。


大谷選手が、野手として、
どれほどの選手になるか、まだこれからですが、
投手に比べ、野手の若手がなかなか出てきません。

投手の方が、目立つということもありますが、
日本の野球界では、野手が育ちにくい、
というのは、現実になりつつあります。

野球が変わってきている、のも原因ですが、
プロに入るまでの、アマチュア野球界にも
原因があると思います。

そろそろ高校野球での、金属バットも、
本気で考え直す時期では無いでしょうか。

バットに当たりさえすれば、パワーでどうにかなる、
金属バットというのは、選手の将来を考えれば、
決していいことではありません。

マイナスしかないと思っています。

素晴らしい投手が出てくるのと同じくらい、
素晴らしい打者が出てくることを期待しています。


イチロー効果

海の向こうのメジャーリーグも、
日々熱き戦いが繰り広げられています。

今シーズンは、日本人選手も好調で、
ようやく日本野球が認められてきたような気がします。


昨シーズン後半、まさかのトレードで、
ニューヨークヤンキースに移籍したイチローも、
衰えを隠せませんが、元気にプレーをしています。

経済的に、イチロー効果がどれほどなのかは分かりませんが、
個人的には、イチローがヤンキースに入ってくれたので、
ヤンキース戦の放送がほぼ毎日あり、とても満足です。

イチローファンの前に、
ヤンキースファンである私としては、
思わぬイチロー効果です。

松井選手がヤンキースに在籍していた頃より、
放送が多いような気さえします。


初めてピンストライプのユニホームで、
開幕を迎えたイチロー。

ヤンキースの野手の中では最年長になるのに、
私の目にはルーキーのように見えます。

今シーズン、開幕直前にけが人が続出したヤンキース、
レギュラーポジションは安泰かと思われた途端、
わずか数日で5人もの選手を獲得しました。

そのため、休みの日も多くなりました。
マリナーズ時代には考えられなかった待遇です。

それでも徐々に成績をあげ、
ヤンキースに必要な選手になっています。

まだチーム状態は、選手が揃いきらず、
ベストメンバーには時間がかかりそうですが、
選手が揃い始めたらチームがどう出るかは分かりません。

補強するべきポジションも明確になってきます。

そこを埋めるためには、トレードもあります。
場合によっては、イチローのトレードもありえます。
残念ですが、それがヤンキースというチームです。


イチローは2年契約を結んでいるので、
できれば来年も、ヤンキースの一員として、
プレーをしてもらいたいです。

ですが、再建に入りかけたチーム状態、
来年もこの環境でプレーするには、これからのシーズン、
よっぽどの活躍を見せないと難しい、と感じています。

やっぱり厳しいチームですね。
普通にやっていたのでは、出場機会も減ってくるし、
ベンチにすら入ることも難しいです。

優勝が宿命づけられたチーム、
そんな中で、何とか頑張ってもらいたいです。


2014ブラジルワールドカップ

2014年ブラジルで開催されるワールドカップに、
見事、世界で最も早く出場を決めた日本。

大騒ぎの夜から数日たっても、まだ余韻が残っています。


決戦翌日の日本代表の会見で、
本田選手が、名指しで批判というか説教をしていました。

賛否両論ありますが、言っていることは多分、正論だろうし、
チームのことを考えての発言だったのでしょう。

私がとやかく言う事ではありませんが、
オーストラリア戦のプレイに限っては、
「お前が言うか?」と感じています。


さて、本大会出場は決めましたが、
ワールドカップ予選はまだ残っていて、
日本代表は、対イラク戦が行われるドーハに旅立ちました。

20年前のドーハの悲劇、再び、といったシチュエーションです。
オーストラリア戦に負けていたら、と思うと、
何も言えなくなりそうです。

たぶん、控え選手中心のメンバーになると思いますが、
消化試合とは言え、20年前と同じ会場、同じ相手に、
あの悲劇を忘れさせてくれる勝利を期待します。


20年前、他の誰よりも最も悔しい思いをしたのは、
当時、読売ヴェルディの選手だった、カズとラモスでしょう。

Jリーグできる前の日本サッカーを引っ張っていたラモス、
Jリーグ発足と同時に、日本のサッカーを進化させたカズ、
この2人にとって、結果的には最後のチャンスでした。

まだ現役で頑張っているカズ、
ワールドカップ出場決定後の会見でも、
「日本人なら誰でもチャンスがある」と言い切りました。

チャンスはあっても、可能性はゼロと言っていいでしょう。
それでも、感動する発言でした。

カズがもし、1998年のフランス大会に出ていれば、
今まで現役を続けていることはなく、
もっと前に引退していたような気がします。

1998年は、ワールドカップに出してやりたかった、
と今でも思います。

当時、確かに調子は崩していましたが、
それほど差があったようには思えません。

監督が変われば選手も変わる、
プロに限らずスポーツ界の常ですが、
振り返りたくない、悲しい思い出です。


前の記事へ 次の記事へ