哀しみに暮れて
滲む夕焼け 消えてゆく線

線なんて本当はどこにもないのよ

それだけあたし 知ってる

泣いているんだ
いつものことだ

見上げたまわりは
鋭利な言葉だらけ

しゃがみこんだあたしを
あなたは笑っていたっけ

山吹色を注いで
くるくるかき混ぜて溶かす

あなたの表情や言い分
随分と腹が立ったけど

正しかったのよね きっと
認めるのが癪だっただけ

いつか負かしてやりたい
誰もが頷く正義なやり方で