姫神


うちの自慢の弟です(キリッ


源兄弟好きな人間なのでときめき死にそうだった。
『夢.路の剣』で九郎は最期に静かに目を閉じたとあった描写が今回の巻で「子供のように屈託なく笑いながら」で、最期を迎えたようで…。

追加描写が殺しにきた。

その前にテンが言った「九郎は。兄上から愛されてるわ。今も、昔も、ーーーーこれからも」に対する最後の最期ですよ。
もうどんだけ兄上大好きなんだこの弟!万年発情男と説明打たれたわりにはただ一人とした玉女を探し求めたのも頼朝のため頼朝に降りかかる災いの全てを代わりによこせと言う気構えといいもう、九郎さんの一途さに悶える。
兄上も兄上でそんな弟だからこそ安らかな夢路を与えてやってほしいと結局弟を選んだりね、兄弟ATフィールドどうにかしてくれ。政子ちゃんいたたまれんがな。でも頼朝の政子ちゃん好きもあるからちくしょうな気分です。

で、問題解決編というわけでカイまでに繋がる頼朝の血はテンではなく別の女性との間に生まれた秘子の血筋でした良かったね。
そうやって源の血を残したことを知らない政子ちゃん(政子ちゃんと頼朝の正規鎌倉の血は三代で絶えたみたいなので)も悪鬼となりかけつつ寛大な愛がありました。血の系譜があるわりには頼朝に似てないとブーイングするくらいに。この夫婦やっぱり好きです。

一つ解決したら一つ問題が生まれ、カイのネガティブモードとテンの極秘モードがぶつかってお別れしましょうな流れで締めた前編でした。

姫神


『遠.国散りゆく恋華(前)』
カイのお悩み「遠い弟」解決編というわけで鎌倉組である頼朝政子ちゃんが再びですやふー!と言って前にいつ出てきたか参照を添えようと思ったのですが、該当の『夢.路の剣』の感想は兄厨な九郎さんしか居ないですね。

しかも、前回、前々回の感想で私二度に渡りカイ色っぺー童顔のくせに!と罵っていました(笑
感想を書く時は前に何書いたか読むの肝心ですね。

姫神


シリーズ11作目。
この辺からうーっすら分かる歴史変遷になってきました。といっても何と無くゲームとかで名前聞いたくらいの覚えですが所詮!
と、いうわけで桶狭間の戦い編。
うつけだった信長が角が柔らかくなっていい男になりました。
逆にカイさんが悩める男になってドンドン艶増しです。くそ、童顔なのに。
最後でのテンとの交わりも母神かもしれない思いは残ったまま、テンもテンで、互いに言えないものを腹に抱えたまま寂寥感満載です。初期のドツキ漫才が懐かしい…
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