バルバット編ついに完結。
…とはいうものの、4巻以降を買ったのがここ2ヶ月内なのでほぼ待たずに編完結までの焦らしキャンセラー(∵) 我慢弱いから、いいですが。シブ漁りは販促効果アリですよ。やられた。
2011-5-2 02:34
マギ(8)
アリババとカシムの関係がすごく、素敵。ルフで語る偽りの無い対話の中でカシムがずっとなりたいと思い描いていた崇高な存在、それがアリババだったと分かった時は叫びそうになりました。
「アリババのように」ではなく「アリババに」なりたかったカシム。憧れる存在になりたい、という同化欲。でも憧れを抱く時点でその存在とは別個体であることにようやく気付けた、これから、という時だったんですよ…。別々の場所でもそれを精一杯全うして生きれば、という光景がもう訪れることが無いのが切ないです。そんな国が見たかった。
「俺たちは友だちだろ!!」
そしてぶっちゃけアリババくんはバルバットに残るかと思っていたので、これが終わったら当分会えないと落ち込んでいたのですが、そんなことは無かったみたいですね。マギが「王の器」として選んだ存在が一編だけとかはまあ、よくよく考えれば無いのでしょうが。
7巻読み終わった直後友達に「次の巻が私のクライマックスだから多分続き買わないよ」宣言してしまったので、ここでとりあえずやや私信まじりますが、と、いうわけだ(┐-) まあ、ここを読んでたら察してください。
王族をシンドリアへの国外追放として市民自治の国へ。本誌の方の感想を読んでしまって、まだまだアリババくん出てくるぜ、というのは知っていましたが、どんな経緯かも分かったので安心です。シンドリア編でシンドリアへ追放されたならばもう何も怖くない。
そしてがっつり公務を果たして来たシンさまを不憫と思ってしまう瞬間(笑)
モルさん式アリババ臭も気になるが、ジャーファルくんの臭いがしないって、どれだけミステリアス街道突き進む気なんでしょうか。一々気になる要素があふれる。
裏で暗躍する組織の固有名詞も出てきたり(忘れたましたが、ボインはのは覚えています(∵)くわっ)、ジュダルも人工マギのような扱いを受けているような描写もありつつ次の話も気になりますね、というわけで8巻。(〆)
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