アニメ参の一話目、オリジナルかなあと思っていたらこの巻に入っていました。
以下は12巻の雑感。
2011-7-11 17:12
夏目(12)
た、ぬまああああ!
頑張った!
夏目には名取さんもレイコさんも向き合えなかった道を進んでほしいですね。
「硝子のむこう」を読んでホイッスルの風祭、水野、シゲのやりとりを思い出しました。水野と桐原監督との問題に関わってしまった風祭の辺。踏み込んでほしくない事には踏み込まず、なあなあのやさしいだけの関係を友達と呼んだ水野が、風祭に殴られ、シゲとも喧嘩もしいの。本音をぶつけたからこそ水野もそれだけじゃないと答えを見つけだした「一人じゃない、俺には頼もしい仲間がいる」という結論に至った洛葉のPK戦。
夏目と田沼の場合、今まで以上に見える見えないの違いがここからは大きな壁になるはずです。考えの違いから喧嘩にもなるかも知れませんね。
やさしさと安全な場所に友達はいてほしい、関わって苦しんでほしくないと思う夏目。夏目の力になりたいと思う田沼。今回のように妖に関わって来た田沼の行動を「自分が巻き込んでしまった」、と考えるのではなく「田沼が助けに来てくれた」と心底喜べる日が来ることを願います。
あとあれだ、名取さんの思ってることと口から出る言葉があべこべなところも可愛い。必要なんだ、と言葉は選べるけど、言葉に確信的な感情を込めれてないですよねこの人。どこか縋るような感もあり、在りし日の自分にもあったかもしれない選択肢がまた現れた事に可能性をみてみたいんだろうな。
と立場の違いの入り交じりが描かれ次巻からは新章!
年賀状にじーんとしてる夏目くんとか、ニャンコ先生の腹餅とか、寝てる夏目を横に田沼とニャンコ先生が話している絵とか…っ!ときめきがありすぎて辛い!51話扉絵の名取さんも可愛いしなんなんだ、わけわかんないよ!(つまりは萌えてる訳)