話題:美術館・博物館
今日は青森県立郷土館(博物館)で開催している幕末・明治の美術展に行きました。

日曜とあって午前中に行ったんですが混んでました。
年配層が多くてなんだか浮いてた。一人の若者はちょいちょい見た。高校生のグループも見かけたけどめっちゃ目立ってたよ…


幕末・明治の工芸品ってほとんど海外に流出しているから国内で観れる機会はあまりないらしい。
蒔絵や七宝、刀装具、京薩摩、金工、印籠、自在置物と展示物は多彩。
あんな精工で繊細な細工を施すなんて日本の手仕事を間近で観れて凄さを実感した。蒔絵と京薩摩、七宝、刀装具のコーナーでは間近で見れるようにルーペが付いていたんだけどあの展示方は良かった。細かい所までじっくり鑑賞出来ました。

中でもスゲーと思ったのが自在置物。
江戸時代に可動式フィギュアの原型が既にあったんですね。蛇や伊勢海老、カブトムシなどがありました。甲冑の職人が作ったとあって滑らかに動かせるみたいです。
蛇の鱗の質感とかリアリティも半端ない。カブトムシも今にも動きだしそうな感じでした。

刀装具コーナーは人だかりが凄かった。刀人気あるもんねー、今も昔も。
幕末・明治時代でも刀は人気があって海外に流出することはあまりなかったようです。武士の愛好家が多かったからだそうな。



鑑賞後のお楽しみは物販。

図録と明治時代の万国博覧会を誌上で再現した書籍(美術品多数掲載)を購入しました。

古美術に興味あったので満足。
日本の手仕事って昔からブランドとして海外に認められていたんですね。匠の技SUGEEE。