◆ 5月4日



生きていくのに大切な場所。





心臓

肝臓

腎臓

血液



このうち4つが異常な数値

2つも微妙。

常に危ない状態。

5月は、
どうしてもな開店から2時間の出勤が7日だけ…


来月はお金がピンチだ…


けど、母の命には何もかえられない。


生活にはお金は必要

最低限の生活をしなきゃ

てか、被災地の方の生活に比べたらまだまだ節約や我慢はできる



皆さんがそうしたら経済は壊れちゃうから、
私みたいな
そうしなきゃダメな人がそうすればいい。

(゜∇゜)


(・∀・)←私



今日から節約生活開始します



暫くは、
ランチは、牛丼の並か、カップ麺…はたまた食パンのトーストで



弁当作れって

(´ω`)



自分の味に飽きました(汗)



ケド、
トイレットペーパーの長さを
[大]ん時と[小]ん時に決めたり、
お風呂にペットボトル沢山入れて、
湯量を増やした気で居るのは難しいカモ…

(ノ_・。)


イロイロ自粛しなきゃ。


男は…


自粛できません


って…

会いたい…


こんな時こそ。





◆ 5月5日



今朝6時また呼び出し…


輸血…


輸血…


また手術したい?


結果、麻酔の先生からダメだと言われた。


今、手術したら、間違いなく、命を落とすと…。


もはや

延命だろ?



お母さんの身体が悲鳴をあげてる。


無念の気持ちが…
もう意識がない中でも
ジンジンと伝わってくる…。






悔しい…



今度は他臓器不全になりそうだって…


なんで、一週間で退院できるポピュラーな手術でこんな事に。。。



毎日説明を何度も受けて…
納得できない気持ちをお腹にしまい込み


『どうか助けて下さい。』


と、頭を下げてきたけど。



今日、兄貴がそうしてる中、

アタシは、悔し涙を流して、
唇をかんで、
両手を握りこぶしにした。


とにかく悔しかった。


人口透析だの、なんだの…


あんなに元気だったお母さんの身体は、
もうボロボロだよ。。。


いい加減にしてくれ。


いい加減失敗した事を認めろ。


生きてるうちに母に謝罪してくれ!


今日は、朝6時半から、面会20時ギリギリまで病院にいた。


お腹をすかせた子供達には、
オリジン弁当…


文句一つ言わなくなった子供達が、
とても成長した様に見えた。


嬉しい半面、母の事がきっかけになるなんて…と思った。


お母さんの命の炎がヤバイって、
諦めたとかぢゃないけど、今日感じた。






神様…


助けて下さい…







◆ 5月6日



振り返ると母が亡くなる前日。


腎臓機能が停止…

あのヤバイ手術から言われてはいたけど、何とか頑張ってきた母の腎臓がダメになった。



あれからも、多量の輸血を続けてるのに、
人口透析って…



タイミングが金曜日なのは、対応できるスタッフが沢山居るからって理由もよくわかる。


ケド、私には、たかが簡単な手術と言われて一週間で退院するはずの母が、
何で人口透析?
ってなるんだ。



空気的に、それを言ったらマズイのはわかってたから言わなかったケド。


カテーテルを首?肩?から入れたケドダメで、
足の付け根から入れ直し…

上手く血がまわらない。。。



血がサラサラで血が固まらない。
だから、出血が酷くて、血を固める血しょうばん?まで入れてるのに、

透析って…逆に血液をサラサラにしなくちゃいけない…



ダメぢゃん…


ケド、やらなきゃ確実に死を意味するから、ドクターは必死だ。

ICUではいつも重体患者?の位置に居て、
周りは亡くなって居なくなるか?

良くなって、身体を起こせたり、食事を取れたりする場所に移動するか?だ。

と思ってたら…



この日から、人口透析をする事と身内の面会人数が多い事を理由に、

ICUの中の個室?

みたいな場所に移動した。



ここって…

ヤバイぢゃん…

透析が上手くできずに処置で待たされる事ばかり。



結局この日は、夜中の10時まで病院に居て、
母の顔を数分間見て帰宅。



私の身体も限界が近づいてきた気がした。



それは、
見る見るうちにやつれて行く私に、
ICUの看護士さんが、

『大丈夫ですか?少し休まれた方が良いですよ』


と、声をかけられる回数が異常に増えた。
きっとヤツレまくりで酷いんだろう…

化粧なんて忘れたわ…

私の身体より母!

後悔ばかりだけど、これ以上後悔したくない。

何とかもう一度意識を取り戻して欲しい。

ただ
ただ
その気持ちだけが、私の生き甲斐になってた。

母との永遠の別れなんて考えられない。

母が居なくなったら生きていけない。

5月に入ってからは、そんな事ばかり考えながら過ごしてきた。



身体ぢゃなくて、心がぶっ壊れそうだ。

精神的にもかなりヤバイ状態だと自分なりに分析していた。

そして、とうとう明日、その永遠の別れをしなくてはいけなくなるとは…






ユカ