何か大げさな題名ですが。
今、CD聴きながら病室のベッドに横になっていて、看護師さんが来ているのに気付き飛び起きたら、血圧が165にはね上がっていましてね。
昨日は同じようなシチュエーションで隠れパンをモグモグやっていて、そのとき看護師さんが来て飛び起きて、やはり血圧がはね上がって、「美人さんが来たからびっくりした」とか呟くようにごまかした話を昨日の記事に書いたのですが、今日の看護師さんにはそれは言えなかった。
美人さん云々とかそんな話ではなく、冗談が通じるか否か、ということで。
やっぱりわかるのだ。
ボスは現在、4人部屋に入っているのですが、看護師さんにも人間味がある人、優しい人、母性みたいな、何か厚みのある人、キツい人、とか、カーテン越しの、お歳をめした男性患者、物忘れをしょっちゅうしている男性患者さんとかとの会話の声でわかるのだ。
「ああ、この看護師さんは経験が乏しく酸いも甘いもわかってないな」とか、「ああ、この看護師さんは人の痛みを真にわかっているな」とか、「ああ、この看護師さんは若くても、ボケたお年寄り患者さんに、実のおじいちゃんに接するように愛情を持てる将来有望な方だな」とか、やっぱわかりますよ。
いや、いろいろありましてね、入院2日目ですが。
ちょっと書いてみました。
ボスの病院のごはんシリーズが好評で、全国の管理栄養士をめざす女子大生、短大生、女子高生、マダムなどから絶大なる掲載の要望があったことから(マジか)、今日の病院の晩ごはんも掲載いたしましょう。
画像のとおりです。
焼き鮭(無塩)、
肉じゃが、
もやしとにんじんの甘酢(淡い酢とゴマ油の風味、無塩)、
焼きのり(4枚)、
白米180g、
減塩醤油5CC。
いやはや、今回の食配分と申しましょうか、塩分配分、お醤油の配分には苦慮した。
なにせ、焼きのりは味付けのりではなく、鮭も無塩、もやしとにんじんの甘酢もほぼ無塩のお浸し状態。
皆さんなら、どう召し上がられますか?
ボスの至った最適解は、ごはんのフタの水気をとり、お醤油をすべて入れ、まず焼きのりでごはんをくるみ、海苔巻き状にしてお醤油をつけ堪能します。
その後、鮭を切り分けながら、お醤油につけ、ごはんとともにいただきます。
ときに、もやしとにんじんのお浸し状をつまみ醤油につけ、いただく、と。
そして、最後に塩分がいくぶんある肉じゃがをいただき、満足感を得る、と。
これですよ。
今、こうしていただいてみて、焼きのりとごはん、お醤油って、最高の組み合わせだなー、退院したら、高い焼き海苔買って、お醤油とごはんとともに慈しみながらいただこう、と思った次第です。
日曜日の午後3時。
看護師、スタッフの数は少ない。
ドクターに至っては、一般患者がチラホラいる場所にいらっしゃるということは皆無といっていいだろう。
ボスは、院内のローソンでいつものメガサイズホットコーヒーを購入し、つい、はずみで、カニせんと、こともあろうにアルフォートも購入してしまった。
久しぶりのアルフォート。
カニせんべいを一袋食べたあとのアルフォート
(なにぃー)
アルフォートはメガサイズのコーヒーには最適のおやつですが、今のボスには重すぎた。
監視がいないことをいいことに、一箱食べたらおなかがモヤモヤ。
やっぱりわるいことはできないものだ。
反省した。
これからは、こうしたいけないパターンは一切断つ必要がある。
さてと。
あさっての手術に向けて、明日はほぼ断食となり、早期に下剤を飲みきります。
ICUで看護師さんからはずかしいお世話になりたくないから
(´;ω;`)シクシク
今日の病院の昼食はこれだった。
メニュー紙にチャーハンと書いていたけど、メニューを見なければ醤油の炊き込みご飯といった感じの味だった(批判ではなく、ボスだったら同価格、同塩分量で改良の余地ありとする味だったということです)。
野菜のスープは薄味ながら、干し椎茸から出るだしがきいていて、「やっぱすごいよ干し椎茸」と思って、退院したら私も作ろうと思った。これはよかった。
干し椎茸は、水に浸し冷蔵庫で一晩だしをとる。
煮ていくと、アクがすごく出るので掬わなければなりません。このまま煮て食べると目がやられます。しょぼしょぼして目があけられなくなるので要注意です。
あと、カニシューマイ2個・からし付き、付け合わせはチンゲン菜(無塩、つまり茹でただけの味。醤油か塩味が少しでもほしかった)、あと果物。
入院してこうして3食ごはんがいただける。
ひごろ食べたり食べなかったり食生活が不規則なボスにとっては非常にありがたいことです。
日本の医療と国民皆保険制度に感謝します。