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詳細設定(本編の補完・補足4)

自己満小説の自分用メモを兼ねた詳細設定。本編の補完・補足とありますが、特別編や番外編に登場したゼノク医療チームの加賀屋敷以外の3人がメイン。

ゼノク医療チームと加賀屋敷は補完・補足の別なところにあります。



・姫島(ひめじま)


ゼノク医療チームの紅一点。season2前後で憐鶴(れんかく)の世話役をしていた看護師。


その正体は凄腕オペナース。チーフの天才外科医で執刀医の加賀屋敷を信頼しているが、彼は時々勝手なことをするために振り回されている。

彼女は慣れっこなので気にしてない。
ゼノク医療チームはリアル戦うお医者さんなので、姫島も戦える。彼女はハンドガンを使う。


※姫島のイメージはGet Ready!のクイーン。話し方もかなり寄せてます。



・志摩(しま)


ゼノク医療チームのひとり。薬学に通じており、医者というよりは研究肌のやつ。チーム最年少。見た目は童顔で高校生くらいだが、大人です。

リアル戦うお医者さんモードになると、メスや注射器など医療器具をメインにして戦う変わり者。戦闘時、メスをクナイのように投げ飛ばす模様。
そのためなら銃火器の改造も厭わないらしく、ロケット砲を改造した対怪人用の銃火器を持っている。


身軽なため、戦闘時になると楽しそうに走り回る。
見慣れないタイプの怪人を見ると、自ら調合した怪しげな薬で実験をしたくなるぶっちゃけ変人。

ハヤウエ戦ではその薬が役に立つことに。



・嵯峨野(さがの)


ゼノク医療チームのひとり。かなり落ち着いた医者。
4人の中ではよく仲間割れした時の仲裁役をする。

穏やかな性格だがリアル戦うお医者さんモードになると、マシンガンをぶっ放す好戦的なキャラに変貌。


4人の中では年長者。加賀屋敷をなだめる役目も。



・冬木(ふゆき)


ゼノク研究施設・地下のXYZエリア担当の研究室長兼ゼノク研究施設のトップ。

研究施設の4人の研究室長中では最年長。地下エリア担当なだけあって肝が据わっている。



・夏井(なつい)


ゼノク研究施設・A〜Gエリア担当の研究室長。二階堂と関わりがあり、彼女の戦闘兼用義手と義足の製作・改良に携わった。

4人の研究室長の中では気さくで話しやすいらしく、部下の信頼はあつい。



・秋月(あきづき)


ゼノク研究施設・H〜Nエリア担当の研究室長。劇中では名前しか出ていない。



・春山(はるやま)


ゼノク研究施設・O〜Wエリア担当の研究室長。劇中では名前しか出ていない。



・ゼノク研究施設補足


研究施設は4人の研究室長がいる。地下エリアは4人の研究室長の中でも責任重大なため、経験値の高い冬木が担当してる。
そんな冬木はゼノク研究施設総合室長(研究施設トップ)だが、上司と部下の隔たりをなくしたいためオープンな関係を目指してる。


西澤室長はゼノクメイン施設の室長だが、司令の役目も担っているためゼノク全体の室長とも言える存在。


西澤と冬木は似て非なる存在。


西澤…ゼノクメイン施設室長兼実質ゼノク司令

冬木…ゼノク研究施設地下エリア研究室長兼研究施設総合室長


詳細設定(味方組織4・改訂版)

自己満小説の自分用メモを兼ねた詳細設定。味方組織改訂版は味方組織1にあった、ゼノクの設定改訂版と特別編で出てきたゼノク研究施設の設定。
味方組織1とは設定微妙に変わってるとこ、あります。



・ゼノク研究施設及び複合施設(通称:ゼノク)


群馬県某町にある、蔦沼長官管轄の特務機関ゼルフェノアの複合施設。
ゼノクの施設編成は本館を中心としたメイン施設と研究施設・組織直属病院・入居者用居住区・職員隊員用居住区。

組織直属病院に関しては他のところで触れてるため、割愛する。


メイン施設の構成は本館・東館・南館・管理塔で構成。司令室は管理塔にある。

ゼノクは怪人の襲撃による、後遺症治療と研究を兼ねた巨大施設。
入居者がよく集まる東館は建物そのものがシェルターにもなる。ゼノク敷地内にシェルターは3ヶ所あり、東館はそのひとつ。


本館1階には広いロビーが。ロビーは共用スペース。

ロビーにはインフォメーションカウンターがあり、烏丸達職員が常駐。


メイン施設の規模は本部よりも大きい。メイン施設には組織用宿泊棟が完備されているため、本部や支部から来た隊員や司令も安心して泊まれる。
宿泊棟の部屋は1人部屋とと2人部屋から選べる。2人部屋は2段ベッド。

小型の冷蔵庫と机と椅子、ベッドが完備されている。これは組織用宿泊棟の部屋共通。各部屋ユニットバスでワンルーム。
宿泊棟には和室もひと部屋ある。宿泊棟には洗濯部屋もあり、そこには洗濯機が2台完備されてある。

宿泊棟はちょっとしたビジネスホテルみたいな感じ。


本館には多目的ホールや食堂なども。職員・隊員用休憩所もある。
ゼノクの食堂は入居者と共用なので本部や支部と違い、夜も開いている。

隊員用のトレーニングルームもいくつかある。
そのうちの1つはアーチェリー場。1つは道場。館内には体育館的な講堂も。講堂は本部よりは幾分小さいが、バレーボールやバスケットボールは余裕で出来る大きさ。


東館は入居者用の共用スペース。ここには職員や入居者がよく集まる。多目的ホールは東館にも。


ゼノクは全体的に要塞と化してるため、防衛システムは組織の群を抜いて堅牢となっている。

入館システムは3段階認証。これは研究施設も同じで、隊員証をスキャン(研究員はカードキー)→指紋認証→顔認証で入館することが可能。入居者用専用パスも存在。入居者はパスだけで入館可能。


本館は病院と連絡通路で繋がっている。1階の第1連絡通路と3階の第2連絡通路。

本館から繋がる連絡通路は他にもあり、研究施設に通じる連絡通路は2つ。
1階の第1連絡通路と4階の第2連絡通路。


ゼノクメイン施設には地下1階があるが、網の目のようになっていて複雑。初見は館内図がないと地下はほぼ迷う造り。
この地下の一角に憐鶴(れんかく)達3人の「特殊請負人本拠地」がある。彼女達3人は地下を把握しているが、ゼノク医療チームの4人も把握。


メイン施設には裏ルートが存在し、防弾シャッターで閉じられても通れる秘密のルートがある。これは司令室に通じている。裏ルートはゼノク隊員の一部しか知らない。
階段じゃなくてはしごと細い階段なのが不便だが、表向きは裏ルートはわからない。

裏ルートの見た目は整備用通路。


本館には異空間ゲート部屋と呼ばれる部屋がある。場所は蔦沼長官・西澤室長・南のゼノク3役しか知らない。


メイン施設地下にも異空間ゲートが存在しているが、場所がわかりにくいがゆえに特殊請負人の3人しかわからない。

メイン施設地下には隠し通路が存在する。そのうちの1つは特殊請負人達の武器庫として使用。
隠し通路は3つあったが、season2後に憐鶴が本拠地を隠していたスライド壁をなくしたため、現在ゼノクメイン施設地下の隠し通路は2つ。



・ゼノク研究施設


ゼノクの実質本体とも言えるのがこの巨大な研究施設。
内部は本館地下よりも複雑で、研究員ですらも最初は迷うらしい。

入館システムはメイン施設と同じ3段階認証。


内部はA〜Zに振り分けられており、4人の研究室長がいる。ひとつのアルファベットに振り分けられた部屋は平均6.8部屋。最大10部屋あるエリアもある。


地下はマップ上では1階しかないが、実は地下5階が存在。
地下5階を知る人間は研究施設の者でも、4人の研究室長と一部の部下のみ。それ以外だと蔦沼長官と加賀屋敷が知っていた。

地下5階はゼノクの最高機密があるため、ないように扱われてた。地下5階は全てZエリアで部屋は9つある。
地下はXYZエリアになっている。地下1階はXYエリア。


地下5階の「Z-b2」にはゼルフェノアが初めに倒した怪人が封印された状態で保存され、ゼノクの最高機密となっている。
この怪人は通称:「始祖」・「始まりの怪人」。

ゼノク医療チームの加賀屋敷はなぜか、この怪人を完全封印出来たが謎。


ゼノク研究施設内には義手や義足を作る製作所も。これは1階のDエリアにあり、二階堂の戦闘兼用義手と義足はここで作られた。

研究施設は怪人に関する研究や対怪人装備などが主流。Dエリアの義肢製作所は民間からの依頼も受け付けている。
通常の義肢も作れるのと、優秀な義肢装具士がいるためか。


研究施設はメイン施設よりもセキュリティが強固。
特に地下はちょっとやそっとじゃ壊れない。研究施設の搬入口は地上にもあるが、地下1階にもある。


研究施設は初めから怪人が襲撃することを想定して設計されてるため、堅牢に堅牢。

地下5階は天井が異様に高く、あるエレベーターを使わないと行けない。
しかもパスワードを入力しないと5階には着かないシステム。地下5階へ行けるエレベーターは2基のみ。

エレベーターのパスワードを3回間違うと地下5階にはロックがかかる。ロックは24時間。

地下5階のパスワードを知る人間は蔦沼長官と加賀屋敷、地下エリア担当の研究室長の冬木室長の3人のみ。



ゼルフェノアは本部に長官がいると思われがちだが、基本的にゼノクにいる。
規模も本部よりもゼノクの方が大きい。

長官が会見する時はゼノクの会見場か、本部の会見場で行う。


ゼノクは機密だらけなので、本部・支部司令クラスですら知らないこともある。その典型が研究施設地下5階の存在。
ゼルフェノアの中枢はゼノクという認識だが、一般市民は本部というズレがある。名称のせいかと…。


特別編 特殊請負人・憐鶴と御堂隊長(11)

研究施設地下5階で御堂達とハヤウエが激戦の繰り広げられていた頃、メイン施設では桐谷達が急いで研究施設へ。
途中で支部隊員2人と鉢合わせたが、三ノ宮は囃(はやし)を見るなり→「今御堂さん達が地下でヤバい感じになってる」と伝える。

囃は御堂と気心が知れた仲。囃は月島と上総(かずさ)に「本館に残れ」と言う。三ノ宮はノートPCの画面を見せた。地下5階の映像は凄まじいものでなぜ月島と上総が残れと言われたのか、理解。


「これから地下へ行ってくっからお前らは本館で留守番してろ。月島は病院にいる時任と合流してくれ」
「わかりました」

月島は急いで病院へ。上総は連絡通路に佇んでいる。

囃と桐谷、頭脳派な三ノ宮がいれば助っ人としては最高だろうな。


「研究施設にいる武装集団、ハヤウエ以外は地上みたいだからそいつらボコるか?どうよ、三ノ宮と桐谷」

囃も御堂に似たのか、口が悪い。桐谷はニコニコしながら答えた。

「じゃあ、研究施設にいる武装集団メンバー、首謀者のハヤウエ以外全員拘束して下さいね。
私と三ノ宮さんは先に地下へ向かいます。司令室からの情報で地下5階のロックは解除されてるとのこと」

「桐谷、お前いつの間に…」

「あとは任せましたよ!」
桐谷と三ノ宮も地下5階へ。残された囃は研究施設内にいた武装集団メンバーのサガミとイノウエをあっさり見つけてしまう。


囃は喧嘩腰だった。

「おい、そこの侵入者。な〜にこそこそやってんだ〜?」
サガミとイノウエは体格のいい囃を見てビビる。2人は逃げようとしたが無駄だった。

「ちょっと眠らせるだけだから気にすんな」
これは「気絶させるぞオラ」の意味らしい。当然サガミとイノウエはわけがわからないまま、気絶させられ呆気なく拘束された。


「たった2人でこの中の研究員を全員拘束しようとしてたのか?…ハッ!バカげてるわその発想」

囃も地下へ。



地下5階では三ノ宮と桐谷が合流。桐谷は背中に銃火器2つを装備していた。
マシンガンとロケット砲のようだが…。

御堂は最強の助っ人が来たと内心喜んでいた。桐谷さんはヤバい。予想通り、ロケット砲装備で来たか。


「『あれ』がハヤウエだ。今は一時的に弱ってるが、志摩の見解だとまたヤベーことになるらしい。
だから呼んだんだ。…1人少なくない?」

御堂はようやく気づいた。


「助っ人の1人は囃さんにチェンジしましたよ。そろそろ来るでしょう」

桐谷がしれっと言う。御堂は囃が来ていたことを知らなかった。支部隊員2人は駐車場で戦闘していたせいもある。


ハヤウエ獣態は志摩の見解通り、再び巨大化。御堂は思わず志摩に突っ込む。

「志摩だっけ?やつに打った薬少ないんじゃねーの?」
「あれは倒すための対怪人用薬じゃないよ。一時的に弱らせる効果がメイン。副作用で巨大化が通常サイズになるみたいだね」


「志摩!ここで薬の実験するなって!!」
姫島が思わず突っ込んだ。

「ちょうどいい実験台が暴れてるのにー…」
志摩はちょっと変わっている。医者だが研究肌タイプの変人。ゼノク医療チームで医療器具で戦う人間は志摩くらい。メス投げ飛ばすか?


御堂と憐鶴はほぼ同じ作戦を考えていた。桐谷のロケット砲は怪人にはかなり有効。巨大化した怪人にも効果的。
あれを使わずして、いつ使うか。

そこに囃がのんきに合流。
「和希、久しぶり!」
「囃!今戦闘中だっつーのっ!!」
「変わってねぇな」

御堂は囃の野太刀型ブレードを見た。


「囃、そのブレードって規格外なんだろ?」
「威力も規格外だが何か?」
「そこのでけー獣みたいなやつ、いるだろ。そいつがハヤウエの正体だ。怪人だが獣態にもなる厄介なやつ」
囃は察した。

「お前が何したいか、わかった。和希の指示に従うハメになるとはな〜」
「連携しねぇと撃破は無理だ。志摩・嵯峨野も力を貸してくれ」


医療チームの2人はあっさり快諾。姫島は加賀屋敷のサポートについた。


「加賀屋敷!まだなの!?」
「もうそろそろで終わる。完全封印はあと少し…」


完全封印?


「姫島は気にしないで。部屋にハヤウエを近づけるなよ」
「わかってるわよ」

姫島もハンドガンを構える。



憐鶴は対怪人用鉈・九十九(つくも)の威力を一気に上げた。

「御堂さん、九十九の雷撃は最大出力に出来ますが…どうします?」
「MAXにしてくれ」


特殊請負人の真の力って…このことか?
よく見ると憐鶴の鉈の形が変わった。変形出来るのかよ!?刀みたいになってる。元は鉈なので刀身の横幅は広め。


「これでリーチも長くなりますから」
ものすごい電気を帯びてる九十九を手にしているにもかかわらず、憐鶴は淡々としていた。本気を出した執行人、怖っ…。


御堂は2つの銃を立て続けに撃つ。やっぱりこの程度じゃ効かないか。
そこにロケット砲を構えた桐谷が。

「行きます!」
彼はロケット砲を発射。弾らハヤウエに被弾。その後粂(くめ)の矢と苗代の鎖で牽制、さらに志摩が再びあの赤い液体薬が入った瓶を特殊な銃火器にセット→ハヤウエの口に向けて発射した。


志摩は対怪人用の薬瓶を発射出来るように、ロケット砲を改造した銃火器を持ってきていた。
瓶は特殊仕様なので、簡単には割れないが怪人に当たると割れる仕組み。


この瓶には注射器の倍、対怪人用の薬が入ってる。ハヤウエは思わず振り返り、口を開けてしまう。ハヤウエは巨大化ゆえに油断していた。

薬瓶は見事にハヤウエ獣態の口の中へシュート。


御堂は隙を与えないようにする。
「憐鶴!二階堂!一気に行けー!!」

二階堂は右腕の義手を最大出力にすると、オーバーヒートし義手が使えなくなる可能性が高い。彼女はギリギリの出力で雷撃をする。

ヤバい…右腕持つかなぁ…!義手がやられたら終わりだよ…。頼む、持って!!

二階堂は辛そうな表情。憐鶴は九十九を最大出力にし、かなりの助走をつけてダッシュ。そして高くジャンプすると九十九の雷撃を展開。


「失せろ」


辺り一面眩い光に包まれた。憐鶴以外は目を覆ったり、その眩しさに一瞬目を閉じる。
憐鶴は黒いベネチアンマスクとフードのおかげか、光はあまり気にならないらしい。

九十九をハヤウエに突き刺した憐鶴。憐鶴はさらに気を込める。


九十九の最大出力…規格外すぎる…。音もすごいけど眩しい…。

突き刺した九十九を抜いた彼女は御堂にバトンタッチした。控えていた囃も動く。
嵯峨野はマシンガンでハヤウエの足元を攻撃。



一方の加賀屋敷は任務を終えた。


「姫島、これで危険はなくなったよ。あとはハヤウエを倒すだけだね」
「加賀屋敷!ハヤウエは弱体化しているわ」

「あとは彼らに任せよう。決着つくから」


三ノ宮はノートPCで演算→御堂と囃に伝える。

「御堂さん!囃さん!演算終わりました!!ターゲットのこのポイントを切り落として下さい!巨大化が無効になる前に!!」
「三ノ宮、サンクス」
「囃!行くぞ!一気にとどめを刺す!!」


2人は演算で導き出されたポイントをナイフやブレードで切り落とす。苦戦したが、なんとかうまくいった。

憐鶴と二階堂は雷撃を放ち続けてる。二階堂は疲れてきたようだ。
憐鶴はそっと肩を貸した。


「無理しないで下さい。義手が使い物にならなくなったら意味ないですよ!」
「…気にかけてくれてありがとう」

憐鶴は二階堂の義手を見た。オーバーヒートしかけてる。彼女は二階堂を止めた。
「利き腕なんでしょ?これ以上はいいから。二階堂さんはよくやりました。休んでて。苗代・赤羽!二階堂さんを休ませて」

「りょーかい」


憐鶴の協力者2人は疲弊した二階堂を安全なところへ連れていく。二階堂は戦いの行方を見たかったらしく、見える場所で休みたいと言った。


御堂と囃は獣態から人間サイズに戻った怪人態のハヤウエにとどめを刺した。

「お前の野望は終わりだ」


御堂はゼロ距離射撃でハヤウエを撃破。辺りに黒い血が飛び散り、派手に爆破。ハヤウエは爆散した。



こうして数時間にも及ぶ、武装集団によるゼノク襲撃は幕を閉じた。

武装集団メンバーは全員捕まり、レオナは罪を償うことになる。



御堂と囃は久しぶりの再会にテンション上がっていた。

「和希が隊長になっていたなんてな〜」
御堂の同期の囃は分隊長。


研究施設に拘束されていた研究員達と3人の研究室長も解放される。
二階堂は夏井室長に義手を診てもらっていた。

「オーバーヒート寸前でよく持たせたね。よくやったよ。念のため、細かいところ診ておこうか?」
「お願いします」


いちかと月島は御堂と囃の帰りを待っていた。病院で。
そこに御堂と囃の姿が。

「たいちょー!」
いちかは思わず抱きついた。びっくりする御堂。

「いちか、離れろ!誤解されるだろうが!!」


囃はニヤニヤしてる。

「和希〜。そいつ和希の彼女〜?」
「違うわ!こいつは後輩だ!!彼女は今、集中治療室にいる。手術受けた後だから、まだ目は覚めてねーけどな」


「…お前の彼女……紀柳院!?え!?嘘…知らなかった…。紀柳院は今…司令補佐だろ確か」
「何驚いてんだよ。支部には情報行ってなかったのか…」


だるそうないつもの御堂だ。いちかは嬉しそう。

いつものたいちょーだ。





ゼノク襲撃からどれくらい経ったのか。鼎は集中治療室から一般病棟へと移っていた。
お見舞い解禁となり、御堂達がぞろぞろと来た。鼎の病室は4人部屋だが鼎しかいない。


鼎はいつもの見慣れた白いベネチアンマスク姿。一般病棟に移ったことで、彼女も仮面姿に戻れることに安心していた。
鼎は加賀屋敷に「顔の大火傷の跡は消さないで欲しい」と最初から伝えていた。

仮面生活に慣れてしまった鼎からしたら、違和感があるからだ。


「きりゅさ〜ん!会いたかったよ〜」
いちかは泣いてる。鼎はいちかの頭をなでてあげた。

「お前、いちいちオーバーすぎるぞ…」
鼎の声は優しい。御堂はぶっきらぼうに聞いた。

「鼎…経過は順調なのか」
「あれから発作は出なくなったよ。加賀屋敷や姫島から聞いた。
手術…難しかったんだとね。あのチームじゃないと助からなかったと聞いた…。泣いたよ」


そりゃ泣くよなー。鼎からしたら、生きるか死ぬかの瀬戸際だったわけだし。


「鼎」
「和希…どうした?」

「退院したら祝ってやるからな」
「…楽しみにしておくぞ」


いちかはこのやり取りがどこかいとおしく思えた。何気ない会話なのに、温かい。



それからしばらくして。ゼノク研究施設地下5階を知った隊員は口封じとまではいかないが、長官直々にあることを伝えられる。

「例の部屋の内部見てないよね?見たら即、始末書だ。下手したら左遷だよ。あれはゼノク最高機密なんだから」…と。


加賀屋敷以外だと姫島が例の部屋に入ったが、姫島はギリギリ見ていない。
加賀屋敷は絶妙なタイミングで完全封印したからだ。


姫島は加賀屋敷が何をしていたのか、わからないまま。

「加賀屋敷、地下5階で何していたの?」
「姫島、それは秘密だから。左遷が嫌なら聞くな。ゼノク医療チームメンバーが左遷になったら組織的には大騒動だぞ。忘れなさい」


…なんだよ、つれないやつ。

ゼノクの謎は深い。





―了―


無題


話題:おはようございます。
昨日の拍手12個ありがとうございます。昨日は風呂で今朝は洗濯→風呂掃除コンボで疲れた。しかも今日は寒い。曇ってるせいもあるんだけど。

今日の楽しみはかりそめSPとねほりんかなぁ。ねほりんシーズン7最終回がアンコールって。観てない回だったから見るけどね。
ドキュメント72時間もついでに観そうだけど。

タモリ倶楽部とアルスの巨獣を観てから寝たい。アルスの巨獣、次で最終回じゃないか?たぶん。
タモリ倶楽部、今回は現代アートらしいんで見るか…。現代アートはようわからん。
こっちも最終回までカウントダウン入ってる。タモリ倶楽部はたまーにしか観なかったですが、空耳アワーが好きだった。シュールな映像との悪魔合体が笑える。



なんかまた変な夢見た。最近メディアの影響反映された夢見すぎ。

ゲトレが3日連続出た時はどんだけ自分ハマってたんだよ!?…ってなりましたが。
しかも最終回後に3日連続夢に出るとか。全て人は出てないんですよ、あの近未来風な黒い手術室は3日連続で出ましたが。影響反映されすぎ!?



自己満小説特別編の武装集団がゼノク襲撃した話、たぶん次で終わる。まさかの11まで行くとは思わなかった…。

詳細設定、改訂しないとヤバいなゼノク関連は。
研究施設は4人の研究室長が出てきたし(3人は名前だけ)、メイン施設もややこい設定が出てきたから(裏ルートや連絡通路の場所とか)改訂版書かないとヤバいやつ。

自分で書いててちょっと混乱したんで、ゼノクの設定は整理したい。


ゼノク医療チームの設定、他3人もようやく出てきた。こっちもチーフの加賀屋敷以外は詳細設定必要かなー。まぁ、補足になるんだけど。
流れ的に武装集団と戦うリアル戦うお医者さんになっちゃったが、志摩と嵯峨野が地味に活躍しとる…。

姫島のイメージはゲトレのクイーン。凄腕オペナースな時点でお察しだが、話し方もそれっぽくしてる。



昨夜はアメトーーク観てから寝た。たまにアメトーーク観てるよ。



世間はWBCでお祭り騒ぎだが、ごめん。野球まるっきり興味ないからよくわからん。ヌートバー、誰?…って認識。
オオタニサンとダルビッシュ、村神様はギリギリわかる。佐々木…なんだっけ?もいるんだっけ。完全試合した人だっけ?

野球にめちゃくちゃ疎いせいか、こんな認識です。
ルールもわからんのでマジで理解不能。野球嫌いなせいもあるのかねぇ。


子供の頃、観たい番組がプロ野球延長戦で潰されて野球嫌いになったやつ、挙手っ!


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