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名前を呼んでよ


 「名前を呼んで欲しい」なんてどうしても言えなくて、そっと彼の唇に指を乗せてみた。
 怪訝な顔で身を引こうとするその仕草になんだか切なくなって、「文蔵さん」と、そう呼んだ。

「君は…っ」

 さっと彼の頬に朱が走る。
 初めて舌に乗せた彼の名は、思っていたよりもずっと甘かった。その時漠然と思ったのだ、「ああ、僕はこの人が好きなんだな」と。




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そんな青益。もはや完全なキャラ崩壊ですね^^^^←

最近はほとんど更新もせず、サイト休止中といっても過言じゃないくらいの放置ぶりです。本当に申し訳ありません…!
私生活がどうにも落ち着かず、とりあえず今は目の前の仕事を覚えるので精一杯な状態だったり。


それでも、4月後半から今月にかけて、ちょこちょこと拍手を頂きまして……辛い時期だっただけに、本当に皆様の好意が身にしみて嬉しかったです。
どれだけ忙しくなってもサイトだけは続けていきたいと思っていますので、どうか気が向いた時は、ふらっとお立ち寄りくださいませ^^
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