いやいやぁ、いかんですな
すっかりひまわりに親子でくたびれ早々眠ってしまったあげく夜中に起き出して読書、また読書
旦那も今夜は泊まりでおらずママの自由な夜なのでした
しかし明日は通院。疲れて行く事など許されない訳だしもう一寝入りするかな?
只今は昔かつての盲目の旅芸人、ごぜの話を読んでおります。娯楽もなかった当時には何よりの楽しみとされ皆に親しまれていたごぜ蔵が浮かび上がるようです。同情をかうよりも身だしなみもきちんきちんとし情に熱く山超え谷超えあるく彼女たちに本当に村の人たちはよくしてくれたようで心の交わりがあった事がうかがえます。今の時代よりずっと、見えない人が自然に社会にとけこんでいたようにすら感じさせられました。文明により生活が便利かつ楽になる一方、娯楽もふえごぜさんと村の人たちとの時間もゆっくりゆっくりと疎遠になっていったのかもしれませんね
また、ごぜの世界は掟が事細かにありとても厳しい社会だったようです。特に男の人と交わりをもつ事も禁じられ生涯独身が決まりのようでした。とはいえ、ごぜさんにも若い人はいて村の人たちの何よりの楽しみだった訳ですし非常に難しかったはずですね。親方はその点、大変に気を使い心配されていたようです。何よりけいが重く辛い物のようでした。金輪際、男性との交わりを持たず強く身をはり明るく歌い楽器をかきならし人々を喜ばす事に生きたごぜたちの姿に一本木な厳しい世界を見るようでした。まだまだ本はさわりなので学びの少ないママには色々は書けませんが自分と同じ目の見えない女性たち、先輩たちの生き様を更に更に知るべく学びを深めたいです。村の人々との心の交わり、どんな歴史・世界がそこにあったのか・・・楽しみです。またなぜ、そんな熱く深く結びついたごぜさんと村人との縁が急に薄まりだしてしまったのか、興味がふつふつとわいてくる思いです
夜更かしもそこそこに、気になる本を片手にそっとちいのそばに横たわります
明日も忙しいぞ
ママも頑張るなりぃ