スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

無色に染まりたい



頭が真っ白になることが頻繁になった
でも それは何も考えられないということではなくて

春のお日様に包まれているような
とても 心地良い感覚
その真ん中に鋭い痛みが鎮座するけれど
次第に麻痺して痛みの存在だけが残っていく

そうなると
もう 心地良さしかなくて


ふと いいかなって気分になる



そうしようという衝動的 あるいは計画的じゃない行為というのは
こういうものなのかもしれない



また1つ

年が明けて
年を重ねて

変わらず私はここにいて
漂っている


何かを成せたらと
皆が呼吸するみたいに行う全てのことを
夢物語のように遠いものと感じながら見つめている
羨望が含む私の顔は
さぞや醜いことだろう




結局は
逃避癖と諦めを選択した自分のせい

本当に嫌ならば
何を失ってでも 行けばよかった
本当に望んだなら
何を犠牲にしても 行けばよかった
本当に生きたかったなら
何を捨ててでも 行けばよかった

そう、ただ 行けばよかっだけ

足を竦ませて怖がったのも
歩けるはずないと諦めたのも
自分自身

言い訳を重ねて自身の両足を慰めるように抱きしめたって
滑稽なだけ


何を、選べない私は
ただ 滑稽なだけ















































蓋を開けると踊り出す
オルゴールの人形になりたい
誰かが気まぐれに開けるだけの
役にも立たない 思考も持たない
ピエロになりたい


クルクル回って
回って


そうして


私を忘れてしまいたい


前の記事へ 次の記事へ