質の高い睡眠は、血糖値だけではなく、健康のためにも大切なことです。

睡眠不足は、疲労や慢性的な眠気、集中力の低下、肥満、早老、糖尿病などの病気のリスクを高めてしまうといわれております。

睡眠不足が続くと、

■血糖値を上げるホルモンが分泌されるだけではなく、血糖値を抑えるインスリンの働きを悪くするホルモンも分泌されてしまい、その結果、高血糖になってしまう可能性が高くなります。

■ストレスの原因になり、血糖値を上げるホルモンやインスリンの働きを悪くするホルモンが分泌される原因となります。

■食欲を抑えるホルモンを減少させ、食欲を増進するホルモンを増加させてしまいます。その結果、暴飲暴食をして肥満になりやすくなってしまいます。この肥満も高血糖の原因となります。

質の高い睡眠をとるためには、まず、規則正しい生活です。

早寝・早起き、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きることです。これによって、体に生活リズムができ、寝るべき時間に自然と眠くなってきます。

就寝直前に食事をすると、胃腸が活発に動いて、深い眠りに入りにくくなるため、就寝の3時間前までに済ませましょう。

就寝前は、ぬるめのお湯(38度〜40度)にゆっくりと浸かって、身体の芯から温まりましょう。スマホやテレビは、就寝1時間前が控えましょう。

1日の糖質摂取量の目安は?