海外旅行傷害保険の種類と補償内容

海外旅行傷害保険の基本的な補償の種類は、自分がケガをした時の治療費(後遺障害が残った時も含む)と、自分が死亡したときの補償です。

海外旅行傷害保険は、このケガと死亡の2つの補償が組み合わされて保険が成り立っています。

その他にも、病気の治療費の補償、荷物の盗難・破損時の補償、他人を傷つけたり、他人の物を壊したりしたときの補償などがあります。

こうした補償は、基本となる補償に任意で追加加入するもので、その際は、追加した分の保険料を上乗せして払うことになるため、保険料は割高になります。

任意追加の補償を選ぶ場合は、病気が流行っている国であれば、病気の治療費の補償、盗難が多い国は、荷物の盗難・破損の補償に入るなど、目的に応じて補償を選びます。

海外旅行傷害保険で注意が必要なのは、歯の治療には対応していない保険があることです。

このため、歯の治療の補償を希望するのであれば、パンフレットで調べたり、保険の担当者へ問い合わせしたりして確認する必要があります。

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生活保障の種類

保険は、病気やケガ、死亡など、万一の場合に経済的に困窮するのを防ぐために準備するものですが、その種類や組合せはたくさんあります。

自分にぴったりの保険を見つけるためには、まず、それぞれの保険の特徴を知ることが大切です。

万一のリスクに備えるための保障には、大きく「3つ」の考え方があります。

1つは、公的保障で、国民年金や国民健康保険がこれに該当します。

2つ目は、企業保障で、死亡退職金や厚生年金などです。

そして、3つ目は、個人保障で、これは自分で準備する保険や貯金などです。

国の財政が豊かな国であれば、例えば、中東の産油国のように国が全て面倒を見てくれるでしょうが、残念ながら、日本では国民の借金が1000兆円を超え、歳入よりも歳出が大きく上回る財政状況では、公的保障だけでは極めて不十分で、老後の安心を保障することは出来ません。

そこで必要なのが、個人保障です。

リスクへの備えは自分でする。

少子高齢化が加速している今日の日本では、すでにそういう時代を迎えているのです。

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生命保険の仕組み

生命保険(死亡保障)は、保険の加入者が万が一亡くなった時に、残された遺族のためにお金を残すことができるようにしたものです。葬式代や残された遺族が生活していくための費用として、保険金を受け取ることができます。

また、別の種類の医療保険(医療保障)は、病気やケガで入院、手術をした時の治療費、入院、手術代として給付金を受け取るものです。このように、万が一の事態に備えるのが「生命保険」です。

保険は、少額の資金を出し合って助け合う相互扶助の精神によって成り立っていますから、保険に加入すると言うのは、生命保険の相互扶助制度に参加するために契約を結ぶことです。

保険会社は、加入者から保険料という名目でお金を集め、万が一の事態が起これば、集めたお金で助け合う仕組みなのです。

生命保険の保険料には、大きく分けて掛け捨て型と積み立て型の2種類あります。「掛け捨て型」は、いつどこで起こるかわからない病気やケガに手厚く備えることができますが、健康で過ごせた場合は、支払った保険料は掛け捨てですから戻ってきません。

「積み立て型」は、年金だけでは生活が不安だという人のために、老後の生活資金確保を目的として保険料を積み立てたり、子供の将来の教育資金として積み立て、時期がきたら保険金を一括で受け取るものです。

加入を検討している保険は、どのような保障を受けられるのか、将来、保険料は返ってくるのか、保険会社の経営状態は良好なのかなど、自身のニーズや情勢に合わせて最適の保険を選ぶことが大切です。

保険の長期間放置は危険です
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