BLにおける動物の役割。

動物って、必要かどうかは別れるよね。

動物嫌いな人や、どうしようもなく苦手な人っているし。


動物って、そりゃ広義では人間も動物だけど、基本的には人間以外の生き物だよね。


軽くパターンで分けると。
1.動物(A、B)(a、b)(α、β)+C
2.擬人化(A、B)+(C、c)
3.擬獣化(A、B)


くらいかな?


まずは1。
“動物”は2×2パターンに分けてみました。
A:ペットや野良
B:霊獣・神獣
a:喋らない(意志疎通できない)
b:喋る(意志疎通できる)
α:ヤらない
β:ヤる

C:オプション

α、βだけはなんというか異色だけど、要は獣姦か否かっていうこと。

A、Bは、主人公か否かにも関わってくる。
例えば、(A、a、α)の場合は、なんの変哲も無い主人公の飼い犬だったり、相手が普段餌をあげてる野良猫だったり。

しかし、(B、b、β)の場合、大分話が広がるよね。
特にβ。


しかーし、ここで意識を持って行って欲しいのは“C”の存在。

この“C”は、“2”と関わってくるのです。


ってことで2。
擬人化。

A:動物が人になる
B:動物だが、人間体

先に言っておきますが、ここでの“C、c”は『獣の特徴を体外的に残しているか』です。
平たく言えば、猫耳や犬尻尾のこと。
もしくは、獣人。
獣人については、擬獣化にも関わるので、後ほど。

AもBも似た意味に聞こえるけれど、ここで意識して欲しいのは、“何故、人の姿なのか?”ということ。

気分的には、Aは魔法や術、奇跡などのなんらかの力によって動物の姿から人間の姿へと変化しているパターン。
『A:人変化』と、仮に命名しておきます。
Bはそのまま擬人化。動物を人に変換しているパターン。
Aと違うのは、Aは動物が人間に変化しているけど、Bは動物が人間に変換されていること。


たまに言うけど、擬人化って言えば聞こえはいいが、端から見ればただのBLです、と。
犬耳つけてようが猫尻尾があろうが、人間体と人間体がせくろすしてんなら何故そいつらを“動物”とする必要があるのか。と。
(そんなもん萌えるからだ、と言われたら返す言葉も無い。)

2で重要なのは、獣姦にならないことなのかも。
例え攻めが元々動物だったとしても、その姿が人間ならば、そんなに違和感とか背徳感とか無いもんね。



3は逆パターン。
擬獣化なので、人間が獣になるのです。

A:動物
B:獣人

人間が獣になるのは、おそらくなんらかの力パターンが一番多かろうので、変換パターンは無しで。

A:は動物。
童話でいえば、カエルの王子様。
B:は獣人
童話でいえば、美女と野獣。

『狼と少年』のロウはAタイプ。人か狼かの二極。
でも、中途の人狼(ライカンスロープ)はBタイプなイメージ。

まあ、そんな感じ。



では、何が言いたいかというと。






はやく獣姦書きたい。(爆)