息子

私は肉体的理由で子供が出来にくいらしい。
それは生まれつきらしくて…ぶっちゃけ、受精はするが着床が難しい体らしいのよねぇ…
だから私は息子のことを神様からの贈り物だと思っている。
(※私はクリスチャンではありません)

私は妊娠して初めて自分の子宮が変わっていることを知ったの。だけど当時は着床するのが稀だとは知らなくて、特に気にとめなかった。まあ産婦人科の先生も大事な時期の妊婦に、そんなこと教えるわけないしね。
だけど、その時から息子のことを神様からの恵みだと思っていたよ。(夫婦への恵みという意味ではない)
産まれてきた息子は可愛くて…性格もなんとなく合いそうな気がしてた。
少し大きくなった息子は私に懐いて…嬉しかったなぁ…そりゃ、いつかは離れていく者だと感じてはいたけど…初めてだったんだよ。私のことを欲目無しで必要としてくれる人なんて。
だからね…私は息子に感謝してるの。私を本当の意味で救ってくれた最初の人だから。
息子は産まれてきた。ただそれだけで私を救い上げてくれたんだよ。
だから息子に、その恩を返そうと思ったんだ。息子にだけは、私みたいな思いさせたくない。幸せになってもらいたいと思ったんだよ。

不満を口にするのが苦手

私は嫌なことがあっても、相手に文句を言ったり、「イヤ」と口にしたりすることができない。
怒りを口にするのもできず…
とても大事なことなのに…叱ることですら苦手。
だから、普段は殆ど黙っている。口にすると辛いからね…
だけど、どうしても口にしなきゃいけない時があって…
そうすると一気に疲れてしまって…
それは社会人としても、家族の一員としても、親としても問題あると思うんだよね。
実際、何度も問題になってるし…

私は「辛い」とか「悲しい」とか「苦しい」とか…そういう類の言葉を口にすることに非常に苦痛を感じてしまうの。
そしてソレは次第に、実際の激痛を伴うものとなってしまった…
それは誰に対してもそうで…
両親や他人は勿論のこと、主人や息子にでさえ滅多に伝えることができないでいる。
だから困る。だから苦しむ。
けどね、黙っていればいたで痛むのは同じなんだよね…
でも、その痛みは長くは続かないから…
どうしても言わなければならなかった時の痛みに比べればマシだから…
だからつい、黙ってる方を選んでしまう。
私さえ黙っていれば、痛むのは私だけで済むし…
私は、私のせいで誰かが不快になるのがとても嫌なんだよ…
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