私は肉体的理由で子供が出来にくいらしい。
それは生まれつきらしくて…ぶっちゃけ、受精はするが着床が難しい体らしいのよねぇ…
だから私は息子のことを神様からの贈り物だと思っている。
(※私はクリスチャンではありません)
私は妊娠して初めて自分の子宮が変わっていることを知ったの。だけど当時は着床するのが稀だとは知らなくて、特に気にとめなかった。まあ産婦人科の先生も大事な時期の妊婦に、そんなこと教えるわけないしね。
だけど、その時から息子のことを神様からの恵みだと思っていたよ。(夫婦への恵みという意味ではない)
産まれてきた息子は可愛くて…性格もなんとなく合いそうな気がしてた。
少し大きくなった息子は私に懐いて…嬉しかったなぁ…そりゃ、いつかは離れていく者だと感じてはいたけど…初めてだったんだよ。私のことを欲目無しで必要としてくれる人なんて。
だからね…私は息子に感謝してるの。私を本当の意味で救ってくれた最初の人だから。
息子は産まれてきた。ただそれだけで私を救い上げてくれたんだよ。
だから息子に、その恩を返そうと思ったんだ。息子にだけは、私みたいな思いさせたくない。幸せになってもらいたいと思ったんだよ。