罪の意識

結婚後何年も…私は主人に対しても負い目を感じていました。
主人は私を想っているのに、私は主人に異性としての想いは抱けないこと。
主人は純潔を守り通して生きてきたのに、私は穢れていること。
私が虚弱体質だということ。
精神的に弱いということ。
実は私は異常者なのかもしれないということ。(ただの杞憂。一応、当時の主治医の御墨付き)
そんな私に愛される資格があるわけないのに、私は主人の人生を棒に振らせてしまった…ということ。
だから私は、主人が私を傷つけても責めようとは思わなかった。
そんな資格ないとも思っていたし…何より、自分が主人にそうせざるえないような何かをしたのだと思っていたからね。
それに私は罪深い人間なのだから…それは罰なのだと…罪は償わなければならないのだと…ずっと…ね。

それは、今でこそ思い込み…おこがましく傲慢な考え方なのだと知ってるけど、当時はね…キツかったよ…
主人も私を責めたけど、それ以上に私が私を責めていたから…
ホントは…私が…私だけは私を信じて、私を守らなきゃいけないのにね…

後に、私に罪はないことを知った。罪と感じる必要がないことも知った。
けれど、そう簡単には消えなくて…それに性格でもあるから…やっぱり何かあると、先ず最初に私が悪いのだと思ってしまう。
あまり自分を責めないよう心掛けてはいるけど…難しいね。



※日常的・常識的・社会的違反のことで責めることは出来ます。それでも心痛むけどね。

メンタル)望み

精神科それは…その名に反し精神は扱わないところ…
そもそも他者には救えない。
救えるなんて…それは、おこがましくも傲慢な考え…
自分の精神は自分にしか救えない…そういうもの。

私はね…
再現の嵐や記憶が飛ぶこと、いろんなものが怖いことや感情の抑制がきかなくなったこと…それらが病院で治療できる類のものなら…治療して欲しいと願った。
反射行動…それがどうにかできる類のものなら…指導して欲しいとも願った。
でも無理だと…PTSDや解離も含め無理だと…治療出来るのは体の異常だけだと言われたから…
ならば、せめて…
胸が痛くなって息が出来なくなり意識が遠退くのをどうにかして欲しいと…
動けないと、いろんな意味で不安だから、体が動くようにして欲しいと…
そう願ったんだ。

初診時に望みは聞かれる。
本人や家族の望みを軸に治療方針を固めるのだそうだ。
私が絞り出せたのは「体が動くようにして欲しい」それだけ。
主人は「私が寝ること、眠れるようになること」を望んだけど…私はそんなのどうでも良かった。まあ主人にしてみれば、私の望みの方が、どうでもよかったんだろうけどね。リアルミザリーな人だから…



備考:リアルミザリー
映画ミザリーの実写版という意味。
主人の隠れた(?)願望の1つ。
普段は考えないようにしてるがコワイよー
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
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