破れ鍋に綴じ蓋

｢LOVE｣と｢LIKE｣の違いはなんだろう？
未だに､その問いに対する答えは見つからない｡
私にも｢好み｣はある｡しかしそれは確実に｢LOVE｣とは違う｡
では｢恋愛｣で言うところの｢LOVE｣とは何だ？

昔から何故か私の周りには､よく人が集まる｡老若男女問わず｡良い人も悪い人も｡
それは年頃にもなると更に加速し､男女問わず､やたら世話したがる人･よく遊びに誘う人が現れた｡
そのうち､いつの間にか｢恋人｣になってる人も現れたが､私がそれを決めているわけでは無かったので､そう思っている人が同時期に複数存在することも少なくはなかった｡

それはそうと､私にも一応｢想い｣には｢想い｣で酬いようとする気持ちがある｡
しかし私のは人間として好きか嫌いかのｿﾚであり､恋愛のｿﾚではない｡
そこで私は彼らの言うｿﾚを理解しようと恋愛心理の本を読み漁った｡が､そういう感情のｼｽﾃﾑ自体を理解することは出来ても､自分にｿﾚが芽生えることは一度も無かった｡

｢LIKE｣と｢LOVE｣…正直､別にどちらでもいいじゃないかと思ったりもしたが､彼らはこぞって私に｢LOVE｣を欲求した｡
そして､それが無理だとわかると私から離れていくんだ｡

なぜ､一緒に遊ぶだけじゃﾀﾞﾒなのだろう？
なぜ｢恋人｣という枠にﾊﾏりたがるのだろう？
なぜ｢恋愛｣を強要するのだろう？
恋愛だけが対人関係の全てではあるまいに…

いつからだろう？
確か高校生までは､そうでもなかったはず｡
だけど25歳の時には､既にかなり怖いと感じるようになっていた｡
なんでだろう？

単純に考えるなら､それは本の読み過ぎなのだと言えると思う｡
犯罪心理学やら心霊関係やら､そういう本ばかり読んでいたからねf^_^;

それ以外での心当たりと言えば…
私は就労学生だったので､昼間は勤務して夜は学校に通っていたんだけど､その帰り道でｲﾔな目にあったからかなぁ…
夜遅くに声を掛けてくる人は､しつこいし脅すし…こちらのことを人間だとは思ってくれないから…(苦笑)

あとは…暗がりから突然手が伸びてきて､路地に連れ込まれそうになったことがあって…まあ､必死で抵抗して逃げたので､操も命も無事だったんだけど…あれは怖かったかな､うん｡

他には変な人に追い回されたりとか…殺されかけたりしたからかなぁ…f^_^;
たぶん､そういうのがﾄﾗｳﾏなんだろうね｡

だからかな…
私は寝る時も電気を消すことが出来ない｡
光がないと怖くて怖くて…不安で寝るどころではなくなってしまうのです(苦笑)