どこに居ても、ずっと私は「ひとり」だった。
私の周りは敵ばかりで、信用できるのは自分だけ。
(※「他人」は敵は父の教育と思い込みの賜物です)
見せかけの私の周りには人が何故か集まってきたけど…私は誰かと心打ち解けるなんて出来なかった。友達的な付き合いは出来るけど…私のことを真剣に考えてくれるのは私一人。私のことを本気で好きなのも私一人。私を見てるのも…私自身を必要とするのも…常に私だけ。深く関わろうとする人がいたら…それは私を利用したい人だ。(※完全な思い込みです)

私は孤独だった。だけど孤独が楽でもあった。でも「ひとり」は、やっぱり寂しいんだよ。だから私は、自分の中に友達を作り出したんだ…と思う。
インナー・フレンド…いろんな自分を特徴的象徴的に象った自分(友達)。だけど、それでも寂しさは消えないんだ。それに虚しい…
でも救われたんだ。「孤独」と名付けたその存在…唯一無二の親友に…
(※初めて名付けたのは小学一年生の頃です)

そして、その後、私の友達(自分)は沢山増えた。
喧しいほど…感情が纏まらないほど…全く真逆の意見を持ち頭の中で喧嘩するほど…
それでも、それはそれで幸せだったよ。
私には、私を真剣に思ってくれる友達(自分)がいる…
だからもう…寂しくはなかった。



注:私は解離性同一性障害(多重人格)ではありません。