破れ鍋に綴じ蓋

なぜ､以前ヒモ化した時に離婚しなかったのか？
疑問ですよね…

答えは２つです｡
１つは､そう易々と離婚なんてやってられないってこと｡
以前の私は離婚後も１人苦悩するような性格でしたからね…
それに離婚は物凄くパワーが要るのです｡
既に何度か倒れた後でもありましたし…そんなパワーはなかったですよ｡
それにね…私､案外古風なとこがあって…一度籍を入れたら墓に入るまでは…とか思ってるタイプなんですよ｡
だから限界まで来たら､一応､話し合おうとする｡
以前は､その話し合いですら出来なかったので強行手段に出ましたけど…できれば話し合いで穏便に済ましたいのです｡
お互いに修正点は､あるはずですしね…
修正して仲良くやれるなら､そっちの方がいいじゃないですか｡
何より面倒じゃないし｡
子供がいる身なので､やはり子供の影響を一番に考えますしね…
離婚がプラスになるなんて…子供側からしたら､ないでしょうし…
まあ一応､こんなんでも親なんでf^_^;

２つ目は､ただ単に離婚を口にすると包丁が向かってくるからです…
主人はヤンデレなんですかねぇ？
直ぐ包丁出します｡私の物､壊そうとします｡
泣きながら怖いこと口走ります｡
まあ､さすがに最近は包丁出ませんけど…
やっぱり私の罪悪感を刺激するようなことばかり口にします。
まあ、そういう人なんでしょうね。
(￣▽￣;)ハハハ…

私は悩んでいた｡
本当に私が動いてもいいのか？と…

最初私は､以前のように｢私に任せて｣と言えないことが辛かった｡
私は､夫婦のどちらかが転けたら､もう一方が支えればいいという考えを持っている｡
だから｢また働きに行く｣とハッキリ言えない自分がイヤだった｡
だけど､主人の態度を見て…昔の記憶が蘇る…

主人は昔､ヒモだった｡
少なくとも数年間は､家事もせず不平不満ばかり言って行動せず…私の給料で身に余る贅沢をし､節約など考えもせず､私に小遣いを強請り続ける｡
傲慢で横柄な態度をそこらじゅうで繰り返し､平気で交通違反をする｡
勿論､その罰金は私の懐から出て行く…

私は…主人は更正したのだと思っていたんだ｡
だけど…私はソレは間違いなのだと思った｡
主人は根がそうなのだろう｡
私は主人の良いところばかり見て､主人の悪いところを見ないようにしていただけだ｡
主人は｢ほかの人もしてるから｣で､そういうことが出来る人なんだ｡
私とは違う…

私は思った｡
主人は私が働くと､ダメになる…
今までだって､そうだった｡
これからが無いなんて言えない｡
だから､私が動くとするなら…それは離婚を決めた時…
それまでは…堪えよう｡
動きたいけど…私は家庭を壊したくはない…
もう､あんな風に壊れてしまうのは…イヤ…