雑学)怒り

怒れる人はパワーのある人だ。
精神的パワー…エネルギーに満ち溢れている人。

そもそも、感情を含め自身を表現するにはパワーが必要で…その中でも「怒り」は、かなりのエネルギーを消耗する感情なんだ。
なんせ「怒り」は感情の中でも一番行動力を伴う感情だからね。

五行だと「木」、四魂で言うと荒魂。
「木」は「息吹き」…つまり「芽」を表す。芽を出すにはエネルギーが必要だからね。
だからこそ人が最初に表せる感情だと言えるのかもしれない。

また「荒魂」は神道的に言うと最初に体に宿るモノで…組織的には体を、精神的には「勇気」を、感情的には「怒り」を司るモノ。
だから「怒り」と「勇気」は同質のモノだと言えるんだ。
運動能力なんかも司るから「怒り」を直ぐに表せる人は、その能力が高いかもね。

私は…エネルギー不足なんだろうね、常に。「怒り」を表すの下手だし…実際、疲れるから避けたいし…
でも、コレもホントは良くない。
時と場合にもよるだろうけど…
「怒り」は他人に最も分かり易いモノなんだよね。そして共感を得られやすいモノでもある。
人は自分と違うものに「恐れ」を抱きやすい生き物だから…「怒り」を表さないモノに対して、同質の者という認識を持ちにくいんだと思うよ。
まして…人はコンプレックスの強い生き物でもある。臆病で警戒心が強くて…攻撃される前にどうにかしようと行動する生き物。
だから憤慨するのは大事。
一番誤解のないコミュニケーションツールなんだから。

でも…「怒り」が強すぎると弊害が出る。
「怒り」に振り回されるとロクなことにならないし、罪の無いものを攻撃したりするからね…
だから「怒り」が強すぎて困ってる時は運動して汗を流すといい。
エネルギーが多すぎるから「怒り」が強くなる。ならば、そのエネルギーを減らせばいい。
単純且つ明解。
体力が減れば精神エネルギーも減る。
もっとも「恐れ」が強すぎても「怒り」は増すから、ほどほどにね。
体力は自信の源でもあるから…ね。

結果的には吉

私が現在の私で在るのは、主治医のおかげだったと言えないこともないし、思ってないこともない。
確かに、私にとっては非常に疲れる信頼の置けない人間ではあったけれど…
そのせいで通院日に対する不安の方が強くなり、そのおかげで意識が過去に留まることが減った。
かといって、再現や解離が減ったりするなんてことはなかったけどね。

それに、毎回の診察の度に「良い子ちゃん」が起動するから、パニクってた頭は徐々に回復し、冷静さを取り戻していったしね。
まあ、だから余計に私と合わない部分が見えたわけだけど。

それから…まあ…
「親のことを許す必要はない」と言われたのは衝撃だったなぁ…
同意するかどうかは別にして『ああ、もうそのことで自分を責めなくてもいいのか』と…
他にも、いろいろ。
賛同出来ること、出来ないこと…反発を抱くことの方が多かった気もするけど…
ホントに世の中、いろいろな人がいるなぁ〜っと。

自分のことも他者のことも、改めて見直すようになった。
自分の内包するものに縛られず、色眼鏡も捨てて広く大海を見る…
それが大事で…そうやって見聞を広めたからこそ、現在の私が在る。
それが答え。それが結果。
それに…これで、また一つ証明を重ねることができた…私の持論のね。
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