※後半ちょっと熱くなっちゃいました。ご注意。

巨人−阪神
000 101 000 0 2
000 000 011 1x 3

能見-安藤-●松田
澤村-福田-青木-一岡-○西村

・スタメン
1.西岡4
2.上本5
3.鳥谷6
4.マートン7
5.新井3
6.今成9
7.俊介8
8.藤井2
9.能見1


▼振り返ります
やっと上様が上がってきました。しかもいきなりスタメン。ただでさえ守備は不安なのにサードってところがまた尚更不安を煽りますが、そんなことはもうどうだっていい。
開幕から二ヶ月に一回くらい「上本X日にも一軍昇格」記事が出ては音沙汰無しでしたからね、最早詐欺の領域でしたからね。今度こそ嘘じゃ無かった。上がって来ましたよ上様が。
そして一緒に昇格したのがまさかの狩野くんw一時だとしても嬉しい。一番嬉しい。正直今年一番嬉しい出来事。泣きそう。泣かんけど。

あ、試合の話ですね、はい。

初回、一死から上様がセンターヒット級のショート内野安打で出塁します。
しかしここでアクシデント。鳥谷が死球を受け一旦ベンチへ。
困りましたね、代わりのいないポジションですから。西岡がショートに回り坂なり上様なりがセカンドに入るとしても、厚みがない。福留が消えて(名前的に厚みが)牛ロースから豚ロース薄切り並に減ったのに、鳥谷まで抜けるとなると最早ただのハム並に薄っぺらくなりますからねー。
と、心配しておりましたが出てきました、鳥谷。この笑顔がまた怖いんですがね。無理してるんじゃないかと。
そしてマートンの打席で牽制アウト。やっぱり当てた場所が気になるの?w
まぁそれはともかく、また初っ端から雰囲気が悪くなりましたね。

が、巨人も巨人で流れが悪い。
1回裏、連打で一二塁のチャンス。ここで村田の飛球をマートンが果敢にキャッチ。抜けたと見て二塁を回っていた走者の阿部は一塁へ戻るも、二塁ベースを踏まずに帰塁したとされダブルプレー。
リプレイでは能見サンのジョジョ立ちしか映さなかったので、実際どうだったのかは分かりませんが、お互い妙な空気に包まれてますねw

4回に先制点。
上様が死球で出塁し、鳥谷が続いて一二塁。マートンのサードゴロでランナーが入れ替わる間に上様が三塁へ行き、新井さんのタイムリーで得点。今成がヒットで続くもマートンが走者ミス、俊介は浅いフライに倒れて1点止まり。
なんだか流れのシーソーゲームみたいですねw
が、6回。
二死から、マートンがソロホームランを放ち待望の追加点が入ります。
まだ妙な空気が漂っていますからねーこれでも安心はできませんが、点はあるだけあった方がいい。

8回に能見サンがとうとう点を失います。矢野のツーベースから亀井のタイムリーで1失点。
そこまで完封にこだわる必要もありませんし、まだあと1点ありますからね。この対戦でなかなか追加点も期待出来ない中、ここまでよく投げてくれた。ありがとう能見サン。お疲れさまでした。

と言った矢先、能見サンは9回もマウンドへ。
この判断、勝つことを優先しているのだとしたらちょっと謎ですね。(結果論だと言われるかもしれませんけどね)
監督が「9回は能見にかけたけど…」というような話をしてましたが、お前はファンか。
あの状態の能見に掛ける方がミステリーです。前の回から球が浮いてましたし、初っ端から飛ばしてきて疲れが見え始めた状態でしたから、これで行かせて結局打たれる方がダメージ大きいと思うんですけどね。
選手は「無理です行けません」とは絶対言えないんですから、その状態を見極めるのもベンチの役割でしょ仕事せえ…おっとすいません、つい言葉が…。要するにベンチの感情の話はどうでもいいんですよ。
どうもベンチが能見に対して盲目的になっているような気がする。エースを信頼しているからこその続投というのは分かりますが、場合によっては状況が見えず感情だけで判断している風にもとられますからね。ファンが盲目的になるのはいいんですが、実際に判断するベンチがそれじゃアカンでしょ。
要は、今日のはもう信頼というより盲目という方が近いように思えました。信頼しているなら、それを壊させるようなことはしないでほしいですね。
なんだか、いつも以上にまとまらなかった。すいません。

9回のピンチは代わった安藤が抑えましたが、10回に遼馬が打たれてサヨナラ負け。
やりきれない。何も得るものがなかったように思える。
うーん……何というのでしょうか。圧倒的な戦力差と言いますかね…
この3連戦で、改めて身の程を知りました。