はいどうも!

盛り上がってますねー日本シリーズ。
もし楽天市場が大規模な日本一記念セールをやってくれるなら、私は楽天を応援しようと思いますが、そうでなければやっぱりシーズン戦った巨人を応援します。楽天の監督が阪神を優勝させてくれた星野さんでも、今は楽天ですからね。こういう感情は阪神ファンの中ではなかなか珍しいようです。
それにしても、結局首位対決ですから益々CSの必要性を感じませんね。まぁそれも私が阪神ファンだからそう感じるだけなのかもしれませんが。広島ファンの旦那はこの制度を有り難がってますしね。

さて、今回はタイトルに書いた通り、ただの賑やかしで終わった阪神の今シーズンを生ぬるく振り返ります。
まずは大まかな結果から。


■結果
73勝67敗4分 2位

[内訳]
対巨人 11勝12敗1分
対広島 12勝12敗
対中日 12勝11敗1分
対横浜 10勝14敗
対ヤク 16勝7敗1分
→交流戦 12勝11敗1分
→CS 2敗w

※参考までに去年の成績
55勝75敗14分 5位


■良かったところ※私見
様々な印象が頭に浮かびますが、まずは和田さんが藤浪を引き当てたことですね。
むしろこの人が監督の仕事をした場面はそこしか思い出せないくらい。
その藤浪が高卒ルーキーでありながら期待以上に先発ローテーションで投げられたこと。ちょくちょく抜けましたが、話題性だけでなく早い段階から戦力にも数えられるまでに働いたことは大きかったですね。
先発と言えば、エースの能見にメッセ、それからスタンは援護点が貰えない中でも(今年も)一年通してよく投げました。
もう「当たり前」になりつつありますが、ここがしっかりしていないと野球はできませんからこの人達は本当に大きな存在だと改めて感じます。
中継ぎでは福原を軸に、加藤の存在や安藤の復活も助かりましたね。待望の若手では松田が一時期すごい数字を残しました。
あまり書くと煩いのですが、やっぱり藤川後釜問題の尻拭いをさせられた久保にもありがとうと言いたいです。色々と。数字以外で。

野手では西岡ですね。言わずもがな。言ったけど。
今年の補強組の中では、数字的にもその他の面でも一番戦力になった有り難い存在です。
私はあまり好みではありませんが、周りを巻き込んでのパフォーマンスなどプレーだけでない言動でベンチやファンを盛り上げて、去年までの暗黒ムードを一変させてくれたことが本当に有り難い。
パフォーマンスと言えば、久保さんのグラティがとても可愛かったです。それもこれも全部つよぽんのおかげ。ありがとう、つよぽん。
おっと、話が逸れました。
他のレギュラーでは、マートンが復活(というほど去年が酷かったわけではありませんが)したことも助かりました。
未だにこれといった四番がいない中で、あれやこれや言われても唯一の3割打者ですからね。ですよね?←
あとは鳥谷が守備に四球に今年も地味に働いていましたね。一時は四番を押し付けられたりと、チームが迷走している時も表情ひとつ変えずやるべき事をやっている姿は(良くも悪くも)キャプテンだと思いました。まぁ鳥谷はいつも無表情ですけどねw
我慢の出来ない首脳陣に囲まれながら、大和や俊介や今成などの若手もよくやりました。打線の不調や抑え不在などの問題で、あまり重要視されなかった感のある正捕手不在問題においても清水がある程度カバーしたというか、成長したように思います(私見です)。去年も似たようなことを小宮山で書いた覚えがありますがw
しかし皆さん何かしら合わないような役割を押し付けられている気がします。
まぁ仕事となるとそういう事も当然ありますけどね。私なんかはどうしてもそれを効率が悪いように感じてしまうので駄目なのですが、プロの選手はそれに応えるところが凄いですね。


■アカンかったところ※私見
西岡から始まりマートンで終わる打線、という印象がありました。
クリーンアップ(まで)で点が取れるのは良いことですが、それ以降の打者が人数合わせに思えてならないんですよね。実際、前半戦は特に西岡で回ってるようなもんでしたし。だからこそこの人の離脱は痛かった。そこがまず問題ですが。
去年に比べると打線は良くはなったのでしょうが、それも全体の状態が上がったと言うより、単に西岡の力とボールが飛ぶ物に変わったくらいの外的要因しかないように思います。いや、西岡は阪神の選手だから外的ではないか。
他の補強組では、福留は春先しか働いていた印象がありません。日高も結構出ていた割には正直これといった印象がないんですよね。
コンラッドは何かしましたっけ。キャンプの時の"良太Love"みたいなネタしか思い出せない。
あとは、よく覚えていませんが高宮も今年入った選手だったような気がする。
まぁ当たったのは西岡くらいだったということですね。
ある意味の新戦力では、先発転向の榎田と抑え転向の久保がどちらも春先くらいしか正しく機能しなかったのが、まぁ予想通りといえば予想通りですが辛いところでしたね。
榎田はただ単にスタミナ不足だっただけでしょうか。春先の巨人戦くらいしか印象に残っていないので、正直よく分からないのですが。
久保については、あまり書くと鬱陶しいでしょうが、もう阪神が抑えを押し付ける相手を間違えたとしか思えません。"試合の中で自分のリズムを作っていく選手"だとかそのように評されてましたけど、そこまで分かっていて何故合わないであろう抑えをやらせたと疑問に思います。まぁ球団にも様々な事情があったのでしょう。阪神にとっては所詮その程度の選手だったということですかね(しつこいようですが私見です)。
そういえば私、一番好きな選手なのに岩田の存在をすっかり忘れておりました。今年は何をやっていたのでしょうか。二、三度ほど昇格しては序盤に打たれて直ぐ降格していた覚えしかありません。その時点で既に問題ですね。
あとはまぁ仕方の無いことですが、打線にしろ投手陣にしろベテランと若手の起用バランスはもうちょっとどうにかならなかったのでしょうか。


■まとめ
前半戦に西岡で稼いだ貯金が後半役に立った、とこんな感じでしょうか。
ほぼ西岡の話しかしていませんが、私はそれくらい西岡しか印象に残っていません。
その西岡様をもってしても短期決戦の弱さはどうにもなりませんでしたけどねw
ちょっと話が逸れてますがその勢いで書きますと、CS能見サン出番無し問題が今になってまた色々言われてますよね。誰が投げても負けるだろうから、よりダメージの少ない方に投げさせたのだと私は思ってましたが、ごたついてるって事は違うんですかね?
強引に話を戻しますが、まぁ最後は結局打線に行き着くんですよね。問題はいつも打線。シーズンもCSも。
一番はそれを変えられない首脳陣。変えない球団。まぁそんなもんですね。毎年同じところに行き着く。