もう今日は見るとこ2つしかないな。金本の最後と能見の奪三振。この2つに絞ろう。見るとこ作りすぎてもそないいっぺんに見られんし。


阪神3‐0横浜
000 000 000 0
020 001 00X 3

●三浦
能見-○メッセ

見るとこ決まってるんで、そこ以外はパパーッと振り返りますね。
2回、隼太のポテンヒットから藤井も続き、なんとメッセが先制の2点タイムリーツーベースw
6回には金本がセンター前ヒットで出塁。新井の(確か)初球に金本が盗塁。その後ヒットで金本が一気にホームへ走るもアウト。その間に新井は2塁へ。そして良太のタイムリーで追加点。
先発の能見は2奪三振。実質先発のメッセは2回から最後まで普通に投げ抜き10勝目。


▼能見の奪三振
初回から早速、荒波と筒香を三振に斬り、杉内に並びます。まぁ先発する時点で越すんはもう目に見えますけどね。能見はどんなに悪くても5つは三振取れる人ですし。だから安定した期待だけを持って見られ………えっ?
メッセ?えっ能見もう交代?まだ並んだだけですよね?今日が最終戦ですよね?私が勘違いしてる?もう1試合残ってるんかな。まだ投げる機会あったっけ。いやでも今日が最後だったような……いや、だったら替えないですよね?これどういうことですかね…
いや、トップに変わりはないんですけどね、どうも納得いかない。ちょっと能見を替えた理由を考えてみますね。

・杉内(巨人)に遠慮
色んな付き合いがあるんでしょうかw
並ぶだけよ並ぶだけ、みたいなw

・ドントライク能見サン
単独にはさせん。だって俺、能見さん嫌いやし

・和田さんの勘違い1
アナ「能見投手、単独まであと1つというところで替わりましたが」
和田「えっ、でも今日までであと2つだったんでしょ?2つ取ったからいいんじゃないの?」

・和田さんの勘違い2
アナ「能見投手、単独まであと1つというところで替わりましたが」
和田「あっ、そうなんですか?」

・約束パターン
能見は最初から1イニングだけと決めとったとか。能見よりタイトルの可能性低いとはいえ、そこ先発予定だったメッセに気ぃつこたんかなーと。でも単独で取れなかったらどっちも中途半端ですよね。能見は結局杉内と仲良くタイトルだし、譲った(であってるのか分からんけど)メッセも微妙じゃないですかw

なんかよう分からんかったけど、まぁ和田さんってこういうスパイスよく振るし(上手く絡んでないけどね)、もうええか。初タイトルおめでと、能見。早くからシーズン終わった中でも見るとこ出来て楽しかったよ。ありがとう。
能見の「杉内と肩並べられて嬉しい」みたいなコメントが私には嫌味に聞こえましたが(笑)いやいや、能見さんはそんな性格悪くないですよねw失礼しましたw



▼ラスト金本
全然実感がありませんが、これが最後なんですよね。ホンマに最後なんですよね。信じられないですね、まだ。
甲子園でウグイスの「四番、レフト、金本」コールを聞けるんもこれが最後か。最後かぁ……。

1打席目は初回。一死一、二塁からファーストゴロ。
新井、金本のラストに合わせてホンマに戻ってきよったw
もうずっと前から感じてたことなんでまぁ今更なんですがね、新井ちょっと気色悪いですね(笑)そんなん言いよったら打ち上げた。

2打席目は3回。一死ランナー無しで空振りの三振。
そういや三浦との対決も今日で最後になるんか……ということに今更気付いた3回の裏w

3打席目は6回。上でも書きましたが、先頭でセンター前ヒット。更に新井が空振る間に盗塁成功。
綺麗なヒットでした。
走ったw走ったわこの人。
なんかもう…なんて言ったらいいんでしょうね。アカン、今頃になってようやく心に来た(笑)

4打席目、最後の打席は7回。二死一、三塁からキャッチャーフライ。
アカン、もう最後やん。最後やん。まだ8時回ったくらいやで早いわアホ、みたいな。

そして最後の守備は9回、いつかの優勝の時のようにスリーアウト目を捕って終了。
アカン、終わってしまう。まだ終わらんとって、いつものように捕れないで、とまで思ってしまった(笑)
終わったなぁ…終わった。ホンマに終わったんですね。
メッセにウイニングボールを渡そうとする金本。「ソレ、アンタのダヨ」と断るメッセ。(いや、実際言ってませんけどねw)
そして金本の懐かしい映像の後、引退セレモニーへ。

引退セレモニーは心に来るものがありますね、やっぱり。
金本さんのスピーチに何度ツッコミ入れたことか。「優勝させて頂いて」とか「夢をありがとう」とか、それこっちがアンタに言うことやと。
「野球の神様ありがとう」ってなんだか高校球児みたいですね。素敵。それ私も言いたい。私には金本さんが神様に見えますけどねw
横浜の選手が花束渡して、阪神の選手が花束渡して、少し見んうちに松崎しげる色になってた清原が花束渡して。こういう場面見るとやっぱり泣きそうになりますね。
グラウンド一周して、最後に娘さんが花束渡して。阪神の皆々様と握手をかわして。新井が頬叩かれて、平野も頬叩かれて、良太がなんかめっちゃ泣いてて、俊ちゃんも泣いてて、久保がニヤ(ry
どうでもいいけど変な涙腺の持ち主で有名な私は胴上げで泣きました。こんな王道の場面でまさか泣くとは思わんかったw
ホンマにどうでもいいけど、帽子取った福原が井上陽水みたいな髪型になってて吹きましたwあまりに突然の井上陽水だったもんでw

あああああ終わってしまったああ……正直、金本さんがいつ引退するか分からんからって2年半かけて心にその時が来た時の寂しさを入れるスペース作ってきたのに、そこから溢れかえるこの寂しさ、どうしてくれよう。←
多分アレだな、心の隅っこで「うそぴょん」があるんじゃないかと思ってたのがアカンかったなwそんなんあるわけないのにw全然心の準備出来とらんかったわ私w
何度も書いたからもう全部は書かないけど、金本さんは一時代築いた人なんですよね。その時代が終わったんですよね今日。終わっちゃったんですよね。もう「四番、レフト、金本」を聞くことはないんですよね。終わったんですよね、今日。時代が。金本時代が。ホンマ夢のような時代だったな。
そういや、始まりがあるものには終わりも必ずあるってお祖父ちゃんがよう言うとった。だから終わったことをいつまでも思ってても仕方ないんよって。
そうなんですよ、仕方ないんですよ。
あ、でもうちのオカンが昔よう言うとったなー。子供の頃、球場から帰りたがらん私に「甲子園の魔物が来て由貴をここに閉じ込めるんよ」みたいなこと。
「明日の試合になったら開くからええもん」って反発すると
「甲子園の魔物は時間を止めるんよ」っておどすんですよ。
「お母さん達は帰るけぇ時間が経って明日になるけど、由貴は帰らんけぇ時間も経たんし、じゃけえずっと明日にならんのんよ」って。
「ずっと今日のままなんよ。誕生日も来んのんよ。プレゼント貰えんのんよ。いいんね?」って。よう言われとったなぁ。
甲子園の魔物ってそういうのなん?って疑問に思いながらも渋々帰るパターンでしたね私w

今なら閉じ込めてくれと思いますわw
だってこれ、金本さんが去ったら私誰についていけばいいのよw
阪神が苦しい時(いわゆる暗黒時代)は伊藤が居ればそれでいいと乗り越えてきて、阪神が夢の時代に突入してからは金本について行くんだとここまで来て、でもその人が阪神を去ったら、これから迎える苦しい時代(第二次暗黒時代)をどう乗り越えりゃあいいんですか私は←知らんがな
今の阪神に一生ついて行きたい人が居らんもんなぁ。阪神がどうしようもなくなった時、この人なら…って思える人が居らんわけですからねー夢も希望もないじゃんどうするよ私。
やっぱり久保か、久保について行くか。一生ついて行きたいと思った人だし。
でもなー久保について行くと、私いつか阪神ファンじゃなくなりそうだしな。(意味わかります?w)
そもそも久保は阪神の選手に思えないというか、久保は久保っていう独立した単体(あえてこう書きます)で、阪神ってグループに分類されるもの(あえてこう書きます)じゃないように思えるというか。
白い烏みたいな。白い烏を追いかけて行ったらいつの間にか別の世界に行ってた、みたいな事になりそうだなと。益々意味分からんくなりました?w

もう時代に取り残されたいわホンマに。ずっとこれしか言ってないような気がするけど、あんな夢みたいな時代を経験してしまったらそう思うでしょw

甲子園の魔物カモォォン!!←ww